BPA(ビスフェノールA)は内分泌かく乱物質であり水筒や缶詰などに使われており様々な健康被害を引き起こす!BPAの影響と対策

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BPA(ビスフェノールA)という言葉を聞いたことがありますか?

BPA(ビスフェノールA)は内分泌かく乱物質(環境ホルモン)で知られています。

BPAはプラスチックの原料として使用されています。

あなたの1日もプラスチックで始まりプラスチックで終わっているくらいプラスチック製品は欠かせないアイテムです。

しかし私たちの身の回りには多くの環境ホルモンに囲まれて生活している現実があります。

研究ではBPAが様々な形で健康に影響を与えることが示されています。

そして私たちだけではなく、日本の将来、子孫にも大きく影響していきます。

それではBPAについて見ていきましょう。

BPA(ビスフェノールA)とは

BPA(ビスフェノールA)はプラスチックの原料として使用されることが多く、サランラップ、保存容器、弁当箱、ペットボトル、缶詰などの多くのプラスチック製品に使用されています。

1960年代頃からプラスチック製品を作るために使用されてきました。

プラスチックの種類は多くあり、特にポリカーボネート樹脂やエポキシ樹脂などはBPA(ビスフェノールA)を原料としています。

このポリカーボネート樹脂やエポキシ樹脂に熱を加えたり、洗剤などで洗うことによってBPA(ビスフェノールA)が溶け出すことが知られています。

この溶け出したBPA(ビスフェノールA)を人間が取り込んでしまうことで内分泌かく乱や様々な問題が出てきました。

内分泌かく乱を引き起こすBPA

BPAは内分泌かく乱物質です。

環境ホルモンの代表例がDDTなどの有機塩素系の殺虫剤やPCBやダイオキシン類です。

環境ホルモンの正式名称は、内分泌かく乱物質と呼びます。

つまり、BPAはPCBやダイオキシンなどと同じ、環境ホルモンのひとつです。

BPA(ビスフェノールA)は、体内のホルモンを模倣したり阻害します。その為、様々な病気とリンクします。

BPAは女性ホルモンや他のホルモンと同じように作用します。

ホルモンは複雑な身体機能の中枢であるため、ホルモンバランスが崩れることによって不妊症、精子数の減少、乳がん、前立腺がんなどの問題を引き起こす可能性があります。

また乳幼児はBPA(ビスフェノールA)の影響に特に敏感であると言われています。

その他にも下記の問題にもつながります。

・不妊症
・精子数の減少
・乳がん
・前立腺がん
・肥満
・心臓病
・2型糖尿病
・血圧上昇
・うつ病
・乳幼児の先天性異常
・ADHDや自閉症

どのようにBPAが取り込まれるのか?

BPAが取り込まれる最大の原因は食事からです。
食事の際に、ポリカーボネート製の食器や容器からBPAが溶け出し摂取してしまいます。

その他には、空気、ほこり、水などがありますがたいした量ではありません。

日本の食品衛生法の規格基準では、BPAの溶出試験規格を2,5μg/ml(2,5ppm)以下と制限しています。

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10代の若者の86%がBPAで汚染されている

BMJオープンジャーナルに掲載されたイギリスのエクセター大学の研究では、10代の若者の90%近くが体内にBPAが残留していることがわかりました。

研究者たちは94人の尿サンプル採取したところ、86%の若者の体内からBPAが見つかりました。
その後、BPAを避ける生活を1週間続けましたが、体内のBPA濃度には変化していませんでした。

この理由を社会全体に浸透してしまったBPAを完全に避けることはほぼ不可能であるためだと研究者は結論づけました。

BPA(ビスフェノールA)の10個の影響

①脳や神経系への影響

ノースカロライナ州立大学でマウスを使った実験ではBPAは、脳や神経系に悪影響を受けることが明らかになりました。

②流産の可能性が高まる

スタンフォード大学の研究者は、妊娠中の女性の血中にBPAが多いほど流産する機会が高まることを発見しました。
流産した女性は、妊娠中の女性に比べて血液中に約3倍のBPAがあることがわかりました。

③子供の肥満につながる

American medical associationに掲載された研究によると尿中に高レベルのBPAがあると子供の肥満につながる可能性が高いことが示されました。

④心臓への影響

PLOSに掲載された記事では、BPAが女性の心臓の鼓動を不規則にしました。つまり突然死につながりかねない不整脈を引き起こしました。

⑤乳がん

内分泌学会のMolecular Endocrinologyに掲載された研究では、BPAが乳がんの発症を高めることを示しています。

⑥精子数の減少

BPAの値が高いほど男性の精子の濃度が低く、精子の数が少なくなる可能性が3~4倍高いことがわかりました。

⑦男性の女性化

ミズーリ大学の研究者はBPAの暴露が雄のシロアシネズミが女性のように行動するとみています。
男性の女性化、女性の男性化。芸能界をみていればそのような方が増えていることを実感できると思います。

⑧ビタミンDを排出してしまう

ビタミンDは癌、糖尿病、うつ病、自閉症を含めた数多くの病気の予防、改善に欠かせない栄養素です。
実際にビタミンD欠乏症は、様々な癌、感染症、高血圧のリスク増加と関係しています。

ある研究によるとBPAは血中のビタミンDを低下させる可能性があることがわかりました。
ビタミンDは、多くの栄養素の中でも重要視されていませんが、病気の予防改善には欠かすことができないひとつです。

⑨化学物質過敏症の原因につながる

化学物質過敏症とは、化学物質を大量に取り込んだり、微量な量の化学物質を長期間にわたって取り込んでしまった結果、体が解毒できずに発症する病気のことです。

BPAも化学物質です。極力避けるようにしましょう。

⑩マイクロプラスチック汚染

マイクロプラスチックを魚が食べてしまい、現在世界で売られている魚の4分の1以上がマイクロプラスチックで汚染されている状況です。

最終的には魚を食べて、BPAを取り込んでしまう悪循環を生んでしまっています。

BPAが含まれている製品

BPAを避けることは非常に難しいですがどのような製品に含まれているかを見ることで意識ができます。

・サランラップ
・ペッボトル
・弁当箱
・レシート
・CD、DVD
・缶詰
・缶ジュース、缶コーヒー
・哺乳瓶
・食用油のボトル
・プラスチックの食器
・医療機器
・歯科用シーラント
・PVC配管
・おもちゃ
・文房具
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BPAの代替BPSも危険?

アメリカ食品医薬品局(FDA)は2012年にBPAを含む哺乳瓶の販売を禁止にしました。
現在ではBPAの代替として、ビスフェノールS(BPS)やその他の化学物質を使用しています。

しかしビスフェノールS(BPS)が必ずしも安全ではないかもしれません。

米ミズーリ大学コロンビア校の生物学教授として化学物質の研究を行うフレデリック・フォン・サール氏は第三者の立場で、BPSはBPAと非常によく似ているため、健康への影響が似ていても不思議ではないと感想を述べる。

フォン・サール氏によれば、BPAよりほんの少しだけ投与量を増やせば、BPSも人の乳がん細胞を活性化させることが過去の研究からわかっているという。

また、ゼブラフィッシュを用いた最近の研究でも、BPSは出生前の脳の発達を妨げた。

「BPSはBPAの安全な代替品であるという考えが間違っているのは明白です」とフォン・サール氏は話す。

欧米で回避されるBPA、代替物質も有害?より引用

BPAを避ける5つの対策

①BPAフリー製品

BPAフリーと記載されている製品を買いましょう。

残念ながら日本のプラスチック製品にはBPAフリーの表示がされているものがほとんどありません。
海外のBPAフリーの製品を探すしかありません。

②缶詰を避ける

缶詰の内側にBPAが塗装されていますので極力缶詰は避けましょう。

③熱を避ける

アメリカ国立環境衛生研究所では、プラスチック製品を電子レンジで加熱したり、食器洗い乾燥機に入れないことを勧告しています。

④代替品を使用する

ガラス、セラミック、ステンレス容器に入れかえて保管する。

⑤手を洗う

レシートなどにもBPAが含まれていますので触ったら手洗いする。
特に小売店で勤務している方は注意してください。

BPAをデトックスする方法

・発酵食品
・ミルクケフィア
・キムチ
・味噌
・紅茶
・ロイヤルゼリー
・葉酸
・ケルセチン

腸内環境を整えることはデトックスの基本です。
多くの発酵食品を食べてください。

BPAフリーのクリーンカンティーン

Klean Kanteen®(クリーンカンティーン)は使命を抱く家族経営の会社です。私たちは2004年に、ステンレス製でBPAフリーのリユース可能なボトルを発売を始めました。

これは、私たちと社会が使い捨てのペットボトルに代わる地球に優しい製品を望んでいたからです。

現在Bコーポレーション(環境や社会に配慮した事業活動を行っている企業に与えられるアメリカの民間認証)に認定されている私たちは、最高品質のリユース可能ボトルを作るだけでなく、関わる人々と環境に利益をもたらすため、また使い捨てボトルのゴミをなくすために尽力しています。

クリーンカンティーンより引用

私はここの製品が好きでボトルも4本ほど持っています。そして仕事に行く時に持っていきます。

デザインも洗練されているうえに、様々な企業ともコラボレーションしているのでお気に入りの商品を見つけてみてください。

最後に

カナダは2010年にBPAを公式に有害物質として認定した最初の国です。
この動きが世界的にムーブメントにならない限り日本という国は何も対策を打ち出さないでしょう。

BPAは環境ホルモンのひとつです。
この環境ホルモンの存在を世に知らしめた本が、1997年に発売されベストセラーになった「奪われし未来」です。

その翌年の1998年に「環境ホルモン」という言葉は流行語大賞に選ばれました。
人は時間が経てば、重要なことも忘れてしまいます。それが命に直結するものであってもです。

海外では当たり前のようにBPAフリーの製品が販売されているにも関わらず、日本では表示すらありません。
これは私たちの問題だけではなく、あなたの子供、将来生まれてくる子供に大きな影響を与えます。

あなたの未来を奪われないためにも少しは意識をしてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

鈴木たか

医食同源に基づき病気は食で治すということをより多くの方と共有したいと思いブログを書いています。「本物の食や健康とは何なのか?」を探求していきます。このブログを見て、病気の改善や健康法に役立てて頂ければ幸いです。 常識という扉の裏側にあるものは何なのか、そこには非常識という新しい扉が待っています。 その扉を開けない限り、私たちは何も変わりません。 気づきのあるブログを運営できるように努めて参ります。