ヨガジャーナル日本版調査によると、日本のヨガ人口は約770万人いると言われています。(2017年時点)
ヨガ人口は年々増加傾向にあり、あと数年で1000万人を突破する勢いだと言います。
あなたはなぜヨガをしているのですか?
ヨガは健康面と精神面に対してメリットはあるのは明白ですが、ヨガの練習をする8つの理由とメリットをご紹介していきます。
Contents
ヨガとは何か?
ヨガは約5000年以上前にインドで始まったと言われています。
ヨガという言葉はサンスクリット語で「結びつける」という意味です。
結びつける?
一体何を結びつけるのでしょう。
色々な解釈はありますが、心と体を結びつけることを言います。
広い意味では自己と他者、自己と宇宙などと結びつくという考え方もあります。
一般的に日本ではヨガと発音していますがヨーガとも言います。
ヨーガと呼ばれる理由は、サンスクリット語ではヨーガと発音する為です。どちらの発音でも構いません。
また、日本のヨガ行者のことをヨーギ―やコギと言ったりします。
ヨガの効果効能は万能すぎて数えきれません。
代表的なものとして、ヨガはストレスを緩和することができます。
その他にも、高血圧を下げたり、血中脂質の改善、2型糖尿病患者の血糖値を下げるのに役立つとされています。
それではヨガの練習をすべき8つの理由を見ていきましょう。
ヨガを練習する8つの理由とメリット
①柔軟性が高まる
ヨガのポーズや動きにより柔軟性を高めることができます。
日常の生活の活動が楽になるだけではなく、フィットネスをしている時の痛みの軽減に役立ちます。
また、筋肉の弾力性を高めることができます。
②呼吸を意識できる
呼吸は1分間に約15回繰り返されています。
1日に換算すると約2万回以上呼吸を繰り返しています。
それも無意識に行われています。
ヨガは呼吸を意識的にします。また呼吸をコントロールすることもできます。
意識的に呼吸をすることで、体の隅々まで酸素が供給されます。
その結果、集中力が高まったり、落ち着くことでストレスの緩和につながります。
「呼吸」という漢字を見ていくと体と漢字が密接に関わっていることがわかります。
生まれてきた赤ちゃんは、産声をあげます。
産声をあげるということは息を吐いています。命の誕生は息を吐く事でスタートします。
逆に亡くなる時は、息を吸って旅立ちます。
生まれたときに息を吐いて、亡くなるときに息を吸う。
呼吸という漢字が表しています。
③ストレスの軽減
ヨガをすることで、ストレス軽減に役立ちます。
ヨガで瞑想や呼吸法を実践することで、ストレスを軽くすることができます。
ヨーク大学の研究者が率いる2011年の調査によると、ヨガはストレスホルモンの減少に役立ち、線維筋痛症の女性の慢性疼痛の身体的、心理的症状を緩和するのに役立つと発表しています。
④筋肉を強くする
ジムなどの高級なマシーンを使用せずとも、ヨガをすることで強い筋肉がつきます。
⑤血液循環を良くする
ヨガは様々なポーズにより筋肉を伸ばす効果があるため、血液の循環が良くなります。
血液循環を良くすることは体全体に、新鮮な酸素を供給します。
⑥痛みを軽減する
研究によるとヨガをすることで、関節炎、多発性硬化症(MS)、自己免疫疾患、がんなどによる痛みの軽減と関連づけています。
⑦内なる対話
ヨガの瞑想というのは動く瞑想とも言われています。
瞑想するということは、思考を止めることです。
人は一日に絶えず思考しています。アメリカ国立科学財団によると、1日に1万2,000~5万回ほど思考していると推定しています。
今日の出来事から、家族のこと、趣味のこと、仕事のことなど一見そんなに思考していないように見えて脳は、起きている間はフル回転で思考しています。
その思考の、ほとんどが潜在意識の思考です。
瞑想することであなたの内側に注意を向けることで、心身のつながりを手助けしてくれます。
ヨガは動きのある瞑想です。 ここであなたの注意を集中させ、よりバランスのとれた心身のつながりを作り出すのを手助けします。
⑧DNAが変化する
ハーバード大学の研究によると、ヨガを実践すると、細胞レベルで代謝機能によい変化を与えることができると分かりました。
研究者はヨガとマインドフルネスを練習したグループと、練習しなかったグループを研究しました。
8週間の練習後、研究者は両方のグループから血液サンプルを採取しました。
研究者は、ヨガグループが2,209の遺伝子に変化を示したことを発見し、かなりの効果を示唆しました。
これらのうち、1,275は遺伝子の活性が増加されました。そして934は遺伝子の優位性が減少しました。
細胞代謝に加えて、DNAで起こった多くの変化が酸化ストレスに対する耐性の増加をもたらすことに気付きました。
最後に
ヨガは教室に通わなくても、YOU TUBEなどに多く動画がアップされていますので自宅でも簡単にできます。
様々なフィットネスの教室がありますが、迷っているようであれば、まずヨガから始めてみてもいいかもしれませんね。
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