自宅で過ごす時間が、最もリラックスできると感じる方は多いですよね。
しかし、あなたが過ごす室内がハウスダスト、花粉、アレルゲンなどの物質で空気が汚染されていたらどう感じますか?
またペットを飼っていた場合は、そこにペットのフケや毛などが更に溜まっていきます。
室内での空気汚染は喘息の悪化、頭痛、アレルギー、吐き気、疲労などを引き起こすことが研究でわかっています。
ジョンズホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部の研究によると、室内汚染は屋外汚染に比べて2倍高く子供の喘息を増加させたことがわかりました。別の研究では5倍高いという結果もでています。
ほとんどの方は、屋外の大気汚染に対しては気は使いますが、室内汚染に対して対策をとっている方は以外に少ないです。
部屋の空気をキレイに保つことは重要です。
室内の空気をキレイにする7つの方法を見ていきましょう。
Contents
部屋の汚れた空気をキレイにする7つの方法
①換気を増やす
窓を開け換気することは重要です。
効果は明白なのにも関わらず、私たちは換気することを忘れてしまいがちです。
換気することで、空気の質が上がります。
1日に5分~10分程度、換気を行うようにしましょう。
②空気清浄機を使用する
空気清浄機は、最もかんたんに空気中の汚染物質を吸い込んでくれます。
空気清浄機の値段は高いですが、水式空気清浄機のコストパフォース及び、汚染物質をとる能力は抜群です。
水式空気清浄機の安く、簡単に作れますので下記の記事を参考にしてください。
③天井ファンを設置する
天井ファンを設置することで空気が循環します。
室内の温度のムラも少なくなり、エアコンも効率的に運転できるため節電にもつながります。
④市販の日用品に注意する
市販されている日用品には多くの化学物質が含まれています。
消臭、除菌スプレー、たばこ、柔軟剤などに含まれている化学物質が気化して空気中に放出されます。
⑤観葉植物を置く
アメリカのNASAも観葉植物には、空気清浄効果があると認めています。
また植物からはフィトンチッドという物質がでています。
フィトンチッドとは植物が害虫、菌類などから身を守るために、放出する化学物質のことです。
フィトンチッドを浴びることで、免疫強化、血圧を下げる、自律神経の調整、ストレスの軽減、認知機能と創造性を高めることができ、様々な健康が促進されます。
観葉植物はインテリアとしても、最適であり多くの恩恵を受ける事ができます。
⑥ソルトランプを置く
ソルトランプとはヒマラヤ山脈からとれる岩塩のかたまりをランプにしたものです。
ソルトランプの吸湿力を利用して空気を浄化します。
これは、ランプの岩塩が水分子を吸い込むことで埃、煙、花粉などの空気中の不純物を取り込みます。
ソルトランプには空気を浄化するだけではなく、様々な効果効能があります。
ソルトランプの詳しい記事については下記を参考にしてください。
⑦活性炭を置く
活性炭を部屋に置くことで、空気の浄化だけではなく脱臭効果、調湿作用も期待できます。
最後に
American Academy of Asthma&Immunologyによると、アメリカでは4000万人以上が室内汚染によるアレルギーに悩まされています。
室内汚染によるアレルギーは、ほこり、ダニ、カビ、ペットのふけ、毛などのアレルゲン物質が体内に吸入され引き起こされます。
アメリカのロングアイランド大学病院のClifford Bassett博士は、このように述べています。
「私たちの時間の多くは室内で過ごすため、室内の目に見えない汚染物質やアレルゲンを認識していることが重要です。室内の空気の質が悪いと呼吸器系に悪影響を及ぼす可能性があります」
室内汚染を対策することは重要です。しかし上記の7つを実践することは難しくありません。
室内汚染に対する対策を実践してみてください。
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