制汗剤やデオドラントは身近にある天然の素材を使用して作る事ができるのを知っていますか?
市販されている制汗剤やデオドラントに含まれる成分には、多くの化学物質が含まれています。
この化学物質には塩化アルミニウム、パラベン、トリクロサン、防腐剤、香料など多くの有害な成分が含まれています。
汗には体内の毒素を外に排出する役割を持っていますが、制汗剤やデオドラントによって体内毒素を排出しづらい状況を作ってしまいます。
制汗剤やデオドラントを手作りするというのはなかなかイメージが湧かないと思いますが、以外とカンタンにできます。
それでは、制汗剤、デオドラントを手作りする5つの方法を見ていきましょう。
Contents
制汗剤とデオドラントの違い
汗ばむ季節の到来とともに、ドラッグストアやスーパーにたくさんの制汗剤やデオドラントが並びます。
制汗剤とデオドラントは効果も目的も違います。
制汗剤とは文字通り、汗を抑えることです。
デオドラントは、汗などの嫌なニオイを抑えることです。
制汗剤やデオドラントには多くの化学物質が含まれており、体への影響が懸念されています。
制汗剤やデオドラントの有害で危険な成分について記事にしていますので合わせてお読みください。
手作り制汗剤、デオドラント5選
①重曹の制汗剤
・水:100ml
・重曹:小さじ1杯
・お好みのアロマ(精油):2~3適
①100mlの水と小さじ1杯の重曹を混ぜます。
②スプレーボトルに入れよく振り脇などにスプレーしてください。
アロマ(精油)は使用してもしなくてもどちらでも構いませんが、香り付きが良ければお好みの精油を入れて下さい。
②ミョウバンの制汗剤
・水:300ml
・焼ミョウバン:10g
・お好みのアロマ(精油):2~3滴
①ボウルに水をいれミョウバンを溶かします。
ミョウバンはなかなか水に溶けませんので数日待つ必要があります。冷蔵庫に入れ待ちましょう。
②溶けたらスプレーボトルに入れアロマ(精油)を入れましょう。
③ココナッツオイルのデオドラント
・ココナッツオイル:100ml
・重曹:100g
・お好みのアロマ(精油):小さじ1/2杯
①ココナッツオイルをボウルに入れ重曹と精油を加え混ぜる。
②ガラス容器に入れ涼しい場所で保管する。(ココナッツオイルは温度により溶けるため)
③適量を指ですくい上げ脇にぬる。服に付かないように数分間待って下さい。
④ココアのデオドラント
・オーガニックココアまたはマンゴーバター:大さじ6杯
・ココナッツオイル:大さじ2杯
・アロールート(和名:クズウコン)またはコーンスターチ:150g
・重曹:小さじ4杯
・お好みのアロマ(精油):小さじ1/2杯
①オーガニックココアまたはマンゴーバターとココナッツオイルを湯煎または電子レンジで溶かす。
②熱を冷ましてからアロールートと重曹を加える。
③最後に精油を加えてガラス瓶に保管する。
⑤シアバターのデオドラント
・オーガニックシアバター:大さじ8杯
・アロールート(和名:クズウコン)またはコーンスターチ:150g
・重曹:小さじ4杯
・お好みのアロマ(精油):小さじ1/2杯
①オーガニックシアバターを湯煎または電子レンジで溶かす。
②熱を冷ましてからアロールートと重曹を加える。
③最後にアロマ(精油)を加えてガラス瓶に保管する。
おすすめのアロマ(精油)と注意点
・ラベンダー
・ペパーミント
・ティーツリー
・レモングラス
・グレープフルーツ
・セージ
・レモン
・ローズマリー
・ベルガモット
あなたのお気に入りのアロマ(精油)を探してみて下さい。
販売されている精油の中には、石油から化学的に合成したものなど低品質な商品があります。
できれば自然の原料から作られた精油を使用するようにしましょう。
「100% Pure & Natural、Pure Essential Oil」というような記載があれば問題ありません。
注意点としてネコ科の動物は精油の成分を上手く代謝することができません。
特に猫はティートゥリーオイルで中毒を起こす事があるので危険です。他の動物も同様に注意する必要があります。
使用する際は十分、気をつけてください。
汗のニオイを抑える方法
実際に一般的な制汗剤やデオドラントは、イヤなニオイを悪化させる可能性があります。
ゲント大学の微生物生態学のChris Callewaert博士は、制汗剤やデオドラントを使用することは、臭いの原因を取り除くものではないと述べています。
それだけではなく臭いの元となる細菌を増やしているだけと述べています。
体臭の原因は食生活と関わっています。
牛乳、チーズ、肉類などの動物性脂肪を多く食べると、脇の下から出る汗のニオイはきつくなります。
体臭を減らすことができるサプリメントは、クロレラとパセリです。また、香辛料のコリアンダーも役立ちます。
シャワーを浴びた後、アップルサイダービネガーを脇の下に塗布するだけで良い結果が得られている人もいます。
ストレスは汗のニオイをきつくする原因になります。
ストレスフリーな生活を送るために、瞑想やヨガなどを実践することは良い結果を生みます。
健康的な食事を取り、水分を多くとる事で体臭の問題が改善することもあります。
最後に
市販されている制汗剤やデオドラントを使い続けることは、化学物質をため込むことにつながり、多くの病気の原因にもなります。
制汗剤やデオドラントを手作りするというのは、身体にも経済的にも負担がかかりません。
また作り方も至ってシンプルです。そしてあなたのお気に入りのニオイで作る事ができます。
精油の種類によっては、強力な抗菌性を持っているものもありますので、バリーエーションがさらに広がります。
ぜひ、楽しんで制汗剤やデオドラントを手作りしてみてください。
コメントを残す