シャンプー市場の拡大が年々続いています。
家族の中でもそれぞれの好みがあるため一人一本というマイシャンプー化が進んでいます。
しかしシャンプーに含まれている成分表示を、きちんと見たことはありますか?
カタカナ表記されている多くの化学物資で、表示が埋まっていることに気付くと思います。
市販されているシャンプーの多くが安全だと思っていませんか?
シャンプーの成分には、界面活性剤、防腐剤、香料、着色料、安定剤、増粘剤が含まれ、あなたの肌や環境にとってけっして良いものだとは言えません。
シャンプーに含まれている化学物資は皮膚を通して、体内に吸収されます。
そして20の血管、650の汗腺、1000の末端神経に、毒素がまわります。
その毒素はゆっくりとそして確実にあなたの体に忍び寄ります。
危険な化学物資を避けることは重要です。
それではシャンプーの危険な12個の化学物質をご紹介していきます。
Contents
シャンプーの危険で有害な12の成分
①ジエタノールアミン(DEA)
ジエタノールアミン(DEA)は、泡立ちをよくするために用いられます。
ノースカロライナ大学の研究者らは、ジエタノールアミン(DEA)が妊娠したマウスの皮膚に塗布されると、子孫の正常な脳の発達を妨げるという事を発見しました。
その他にもジエタノールアミン(DEA)は、シャンプーに含まれている他の化学物質と反応し、NDEA(ニトロソジエタノールアミン)と呼ばれる非常に強力な発癌物質を作り出します。
NDEAは皮膚を通して吸収されます。また膀胱、食道、肝臓、胃癌と関連しています。
②トリクロサン
2016年9月、米国食品医薬品局(FDA)が、トリクロサンなど19成分を含む抗菌石けんやボディソープなどを販売禁止にすると発表しました。
トリクロサンは抗菌・殺菌成分です。
しかしトリクロサンと表記されていた場合は、いかなる場合でも避けるべき化学物質です。脂肪細胞に蓄積し、皮膚、眼、肝臓、肺への刺激性と、内分泌かく乱を引き起こします。
③ラウリル硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸ナトリウムは髪の汚れを落とす洗浄剤であり、界面活性剤です。
ラウリル硫酸ナトリウムは体内に容易に吸収され、発癌性があると考えられています。
ほとんどの歯磨き粉にも含まれています。
④プロピレングリコール
プロピレングリコールは車のラジエーターの凍結防止に使用されています。その他にも歯磨き粉、ベビー用品、コンディショナーにも含まれています。
EPA(環境保護局)はプロピレングリコールを危険な毒性があると考えています。そして肝臓の異常や腎臓の損傷に関連しています。
⑤塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム
これらの化学物質は、シャンプーの殺菌、防腐剤、抗菌剤、界面活性剤として機能します。
そして皮膚、目、呼吸器系の炎症、アレルギーに関連しています。
⑥コカミドプロピルベタイン(CAPB)
コカミドプロピルベタインは両性界面活性剤です。
化粧品や日用品の危険度評価サイトのEWG Skin Deepは、コカミドプロピルベタインを、アレルギー性皮膚炎に関連するものとして中等度の危険性があるとしています。
⑦メチルクロロイソチアゾリノン
メチルクロロイソチアゾリノンは防腐剤です。
Skin Deepによれば、この防腐剤はアレルギー反応と関連しており、癌の懸念もあります。
⑧メチルイソチアゾリノン
メチルイソチアゾリノンも同じく防腐剤です。
Skin Deepによれば、この防腐剤はアレルギー反応に関連しており、哺乳動物の脳細胞に関する研究では神経毒性があることが示唆されています。
⑨フェノキシエタノール
フェノキシエタノールは、化粧品やヘアケア製品に使用される防腐剤です。
皮膚、眼、肺への刺激があるとされています。
アメリカ食品医薬品局(FDA)はフェノキシエタノールが中枢神経、嘔吐、皮膚炎を引き起こす可能性があると警告しました。
⑩ジメチコン
ジメチコンは、代表的なシリコーンオイルです。皮膚にプラスチックのような障壁を作るため皮膚呼吸を阻害します。
そして成分が分解できないので環境にとってもよくありません。
⑪ベヘントリモニウムクロライド
ベヘントリモニウムクロライドは、防腐剤、界面活性剤として使用されるアンモニウム塩です。
0.1%以上の濃度で有害であり、肌の炎症や目の損傷が示されています。
⑫香料
香料はリンパ系を詰まらせ、主要な臓器の毒性を誘発します。また、内分泌かく乱を引き起こします。
柔軟剤にも多くの香料が使用されています。化学物質過敏症の原因にもなります。
合成シャンプーの代替
シャンプーにはこれだけ多くの健康被害を引き起こす化学物質で満たされています。
しかし、これらの成分はほんの一部に過ぎません。
時代をリードする綺麗な女優が、シャンプーのCMに登場します。
そして、消費者はそのシャンプーに幻想を抱きます。しかし、確実にゆっくりと経皮毒はあなたに入り込みます。
鋭い消費者はもうすでにそのような、合成シャンプーは使用していません。
せっけん由来のシャンプーか、手作りのシャンプーを使っています。
そして、一般的なスーパーなどにも、せっけん由来のシャンプーが販売されるようになっています。
物事の因果はすべて作用・反作用で動きます。合成シャンプーの市場が拡大されればされるほど、反作用の力が働きます。
せっけん由来のシャンプーは、敏感肌や乾燥肌の方に適し、髪のコシやハリを与えてくれます。
化学物質が含まれていないので、環境にとっても優しいです。
私は合成シャンプーを使用していた時は、なぜか頭がかゆくなることが多かったです。
しかし、せっけんシャンプーを使用してからはそれがなくなりました。
まだ合成シャンプーを使用しているようであれば一度試してみることをおススメ致します。
最後に
合成シャンプーの成分表示はカタカナ表記ばかりで、どのような成分でどのような効果があるかわかりづらいですよね。
そして、その多くの化学物質は健康を害する成分で満たされています。
シャンプーはほぼ毎日、使うと思います。それは別の意味で、毒物を毎日体に吸収しているのと同じことです。
それでも合成シャンプーを使い続けますか?
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