世界に目を向けると多くの国々が、深刻な政情不安やテロの脅威に直面しています。
万が一、大国が経済崩壊でもしたらそこは地獄絵図と化すでしょう。
暴力、犯罪、窃盗がまかり通ってしまう悲惨な状況になります。
一方、日本ではいまのところそのような状況になるというのは、大地震や大噴火などが起こらない限り考えにくいです。
しかし、普段の日常を一変させる出来事は突然やってきます
ある程度準備ができていれば少しは心強いかもしれません。
アメリカには経済崩壊や様々な有事に対して、万全な準備をしている人々がいます。
そんな人々をプレッパーと呼びます。
Contents
未曽有の大災害が起きたら
東日本大震災が起き後、コンビニやスーパーから食料が消えました。
もし食料の供給が1週間以上続けば人は何をするかわかりません。
平気で他人の家にあがりこみ食料を奪って行くことも想定されます。
移民や難民を受け入れれば受け入れるほど、そのリスクは高まります。
世界の終焉に備えるプレッパー達
プレッパーとは「備える(prepare)」の意味です。
戦争や自然災害、経済崩壊などの非常事態に備えて食料や、武器などを備蓄している人達の事を言います。
特に経済崩壊が秒読みに入っているアメリカではその数300万人から400万人いるとされています。
サバイバルのサイトも数多くあり、売上も右肩上がりです。
日本は、震災の影響もあり、非常食の備蓄率も高まっています。しかし地域によってばらつきがあります。
プレッパー達の備蓄量は数カ月分用意されているのに対して、日本の非常食の備蓄量は全国平均3.3日分です。
また、経済崩壊している状況では、お金の価値はほとんどなくなるため、プレッパー達は米ドルを金(ゴールド)に換え、地下室に保管しています。
経済崩壊のニオイを敏感に感じ取っている「金持ち父さん 貧乏父さん」の世界的ベストセラー作家のロバート・キヨサキ氏。
彼は、アメリカ人は食料、銃、貴金属を買って保管するよう強く勧めています。
ロバート・キヨサキ氏も、プレッパーであり金(ゴールド)信仰者です。
現実主義者であるプレッパー達でも、暗号通貨の夢には抵抗できないようで金(ゴールド)を売ってビットコインを買っているようです。
またアメリカの一般の市民もこのチャンスを逃がすまいと、自宅を担保に入れてビットコインを購入するという信じれない状況が起きています。
サバイバルのヒント7選
①非常食の備蓄
起こってしまった惨事がどれくらいで復旧するかわかりません。
最低でも1週間以上の食料の備蓄はしておきましょう。
備蓄する際のコツは、棚の片側から消費期限の近いもの並べ、反対の棚から新しいものを並べることです。
②重曹を携帯する
重曹は、健康上の利点が無数にあります。最も重要なことは、歯の健康を守ることです。
歯磨き粉として、使用して下さい。
③貴重品を隠す
震災で家を離れる必要があった場合、そのまま手荷物で持っていければいいですが意外とそうはいきません。
家の中や庭にうまく隠すことで、貴重品を守ることができます。
④郊外に移動する
有事の際の都市は犯罪や事件の温床となります。郊外に行くことは安全な場所を確保することができます。
⑤体力を向上させる
ストレスの多い状況では肉体的な持久力が必要であり、常に負傷した高齢者や子供を安全な場所に運ぶ必要がある可能性があります。
フィットネスなどで体力を向上させることは健康と長寿につながります。
⑥ハザードマップの確認
住んでいる周辺の地理的環境を覚えといてください。
万が一の際の家族の集合場所、連絡手段などは事前に話し合いをしておく。
⑦食べれる雑草を覚えておく
食料が尽きたら雑草やキノコ類を食べればなんとか食いつなげます。
最後に
郊外で自給自足をして生活していた場合、最悪な状況でも強さを発揮します。
金融システムがダウンしたり、大地震や大噴火が起こっても物々交換ができます。
また、山菜や雑草、きのこなどの知識があればそれだけでも生き延びることができます。
よくテレビで無人島で生活するような番組が放送されます。
番組を見て思うのは、人間の本来の姿を見せつけられているように感じています。
同時に、私も同じようなことをしたらきっと生き延びれないなというのが率直な感想です。
蛇口をひねれば水は出てくるし、ボタンを押せば火はつきます。
冷蔵庫にはすぐに食べれるものが入っていて、エアコンにより一年中快適に暮らせます。
当たり前の日常がもしかしたらあたりまえでなくなる日が来るかもしれません。
プレッパーのようにとはいきませんが、ある程度準備をしていれば心強いですね。
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