風邪やインフルエンザを引き起こすウイルスは400種類以上あると言われています。
抗ウィルス作用のあるハーブは、免疫を高めウィルスと闘い、風邪やインフルエンザの自然療法として働きます。
また炎症を抑えることができるため、多くの健康上の利点があります。
コロナウィルスの出現から、免疫を高めることが、命に直結するほど重要になりました。
それでは、抗ウィルス作用のある強力な8つのハーブを見ていきましょう。
Contents
抗ウィルス作用のある強力な8つのハーブ!
①エキナセア
エキナセアは北米原産の多年草です。
別の名称としてパープルコーンフラワー、エキナケアなどと呼ばれることがあります。
エキナセアは、米国でのハーブの栄養補助食品の売り上げにおいて最大の成長率を記録しています。
天然の抗ウィルス作用のあるエキナセアの最大の利点は、免疫を強化し風邪やインフルエンザを緩和することです。
さらに、炎症を抑え、痛みの緩和、肌の問題を解決してくれる万能なハーブです。
エキナセアについての詳しい記事については下記を参考にして下さい。
②エルダーベリー
エルダーベリーは、「万能の薬箱」とも呼ばれています。
エルダーベリーは抗ウィルス作用があり、免疫の強化することから風邪やインフルエンザの症状を緩和するのに役立ちます。
風邪やインフルエンサが流行る頃には、海外ではエルダーベリーから作られたお茶やシロップを飲む習慣があります。
③霊芝(れいし)
霊芝は日本ではマンネンタケと呼ばれています。
霊芝は、アダプトゲンと言われるストレス、不安、疲労などへの抵抗力を高める働きのある天然のハーブです。
世界中のハーブは数千種類あると言われていますが、アダプトゲンとして認定されたハーブは、20種類あるかないかです。
アダプトゲンの中には、ウコン、マカ、高麗人参、甘草などの名だたるものが入っていますが、そのひとつに霊芝が入っています。
霊芝に含まれているトリテルペンとβーグルカンは、免疫を高め、炎症を軽減することが知られています。
④オリーブの葉
オリーブオイルやオリーブの実は、健康に良いというのはイメージができます。
植物の葉は、果実よりも栄養素がたくさんあることもしばしばあります。
オリーブの葉に含まれているオレウロペインは抗ウイルス作用、抗菌作用、免疫をが高めることが知られています。
そのためオリーブの葉は、風邪やインフルエンザなどの感染を防ぐ働きがあります。
⑤オレガノ
オレガノは地中海から採取されたハーブであり、イタリア料理やメキシコ料理などに広く使われています。
このオレガノから抽出したオレガノオイルは様々な感染症の予防や治療に有効であり抗生物質と同様の働きを持つことが証明されています。
オレガノオイルに含まれているカルバクロールという物質が注目を浴びており800以上の研究の対象になっています。
オレガノは、ウィルス、腫瘍、寄生虫、アレルギーなどの病気の原因となる炎症を元に戻す働きがあります。
⑥セージ
セージには強力な抗ウィルス作用、抗酸化作用、抗炎症作用があります。
中国医学やインドのアーユルヴェーダ医学においては欠かせないハーブでもあります。
植物学者は、セージについて感染症を含めて多くの病気を改善することから高い評価をしています。
セージの上手に取り入れるための最良の方法はお茶として飲むことです。
⑦センシンレン
センシンレンは、別名アンドログラフィスやサンビロートとも呼ばれ、漢方医学では「穿心蓮」と呼びます。
センシンレンは、抗ウィルス作用、抗菌作用、抗炎症作用があるため、何世紀にも渡りアジア、アフリカ大陸で使用されてきました。
センシンレンは、インドの伝統的医学のアーユルヴェーダでも頻繁に使用します。
そして、インフルエンザやマラリアの治療に使用されてきました。
⑧レンゲ根
レンゲ根は抗ウィルス作用があるため、何世紀にも渡り中国医学で使用されてきました。
抗ウィルス作用があり免疫を高めることが示されているため、風邪やインフルエンザに役立つことが示唆されています。
レンゲ根は、入手が困難ですがiHerbなどで手に入れることができると思います。
レンゲ根で検索するのではなく、アストラガルス根で検索して探してください。
ハーブの使い方
紹介した8つのハーブについては、お茶として飲むのが一般的です。
ハーブティーとして楽しんでください。
また、これらのハーブについては精油としても多く販売されています。
極力、オーガニックで品質の高い精油を選んでください。
アロマディフューザーで部屋に拡散することができます。
またお風呂に2~3滴加え楽しむこともできます。
精油1~2適とキャリアオイルを混ぜ、直接皮膚に湿布することもできます。
ハーブの注意点
今回紹介したハーブについては、非常に強力なため長期間の服用はおすすめできません。
抗ウィルス作用としてこれらを使用する場合は、2週間程度をひとつの目安として使用してください。
妊娠中は、精油の使用は注意してください。
人によって皮膚への炎症や刺激を起こす場合がありますので、パッチテストを行ってから使用してください。
肌に使用する場合は、ココナッツオイルやホホバオイルのようなキャリアオイルで希釈してから使用してください。
精油はペットにとっては良くない場合がありますので、ディフューザーを使う時はよく確認するようにしてください。
服用している薬と相互作用がある可能性があるので、十分確認してから使用してください。
最後に
抗ウィルス作用のあるハーブを、日常に加えることは免疫を高め、ウィルスから身を守ることにつながります。
ハーブティーとして手軽に取り入れることができます。
免疫を高めることは非常に重要です。
普段食べている食品の中にも、抗ウィルス作用のあるものは多くあります。
下記の2本の記事も参考にしてください。
・強力な抗ウィルス作用のある8つのスーパーフード!風邪、インフル、コロナ予防のために
免疫力は、普段の食生活で大きく左右されます。
意識できるかできないかで免疫には大きな差が生まれます。
この機会に食生活を見直すようにしましょう。
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