アルツハイマーや認知症を防ぐ15個の対策・改善方法!増加している原因、症状と薬物療法なしで予防する理由

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ブレーキの効かない超高齢化社会に突き進んでいる日本。

その高齢化と比例してアルツハイマーや認知症が増加しています。NHKは2025年には認知症が1300万人に達すると警笛を鳴らしています。

そのアルツハイマーや認知症を対策・改善させる15個の方法をご紹介していきます。

また、アルツハイマーや認知症が増加している原因、症状と薬物療法はなぜいけないのかという理由まで取り上げていきます。

それでは見ていきましょう。

認知症の人口と予測

2012年時点で日本の認知症患者数は約462万人いるとされています。65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。

現在では、500万人を超える方が、認知症を抱え生活をしています。

2017年3月26日にNHKスペシャル「私たちのこれから認知症社会~誰もが安心して暮らすために」という番組が放送されました。

この番組で2025年に軽度認知障害の人は580万人を超える見込みがあることがわかりました。

認知症高齢者の数と合計すると、総数は1300万人に達し、国民の9人に1人、65歳以上に限れば、3人に1人が認知症またはその予備群の人になると警笛を鳴らしました。

世界に目を向けてみると、世界保健機関(WHO)の報告書では、世界の認知症有病数は約3,560万人に上ります。
2030年までに2倍の6,570万人、2050年までに3倍の1億1,540万まで増えると予測しています。

認知症とアルツハイマーの違い

まずアルツハイマーは「病名」です。そして認知症とは社会生活に支障をきたす状態(症状)のことを言います。
現在の認知症の7割はアルツハイマーが原因になります。

残りの約3割の原因疾患が、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症と続きます。

アルツハイマー病という名は、ドイツの精神医学者アロイス・アルツハイマー氏に由来します。
初めてアルツハイマー患者を診たのは1901年のことで、100年以上前のことです。

アルツハイマー病が知られるようになったきっかけは、元米国大統領ロナルド・レーガンではないでしょうか。
ロナルド・レーガンは1994年、国民にあてた手紙でアルツハイマー病だと公表しました。

「親愛なるアメリカ国民のみなさんへ。私は先日、アルツハイマー病をわずらう数百万人ものアメリカ人の1人だと診断されました。」

「私は今、私の人生の黄昏に至る旅に出かけます。私の目指す先には、いつもアメリカの輝かしい夜明けがあります」

この言葉に多くの方が感銘をうけ、アルツハイマーが広く認知されるようになりました。

アルツハイマー、認知症の症状

アルツハイマー、認知症の症状は大きく2つに分けられます。
それは中核症状と周辺症状(BPSD)の2つです。

中核症状

①記憶障害

代表的な症状が物忘れです。覚えられない、さっきまでの記憶が失われてしまう、1日中、何かを探しているなどです。
つまり短期記憶の機能が衰えてしまうことが記憶障害です。

②判断力低下

普段あたりまえにしている、着替え、料理、洗濯、片付けなどの家事一般の手順がわからなくなったりします。

③見当識障害

時間、場所、人物などを認識する能力が失われてしまうことです。
最初にわからなくなるのが時間だと言われます。

④実行機能障害

普通の方は、何かをするときは計画を立て手順通りにやることができます。それができなくなります。
例えば、料理を失敗したり、何気ない仕事でもミスが起きます。

⑤失語

言葉を使うことができなくなります。モノや名前が出てこない症状がでます。
代名詞の「あれ」、「これ」、「それ」が多くなります。

⑥失認

五感が正常にも関わらず、見たもの、聞いたもの、触ったものが認識できなくなります。
モノや人が認識できなくなる。

⑦失行

身体には障害がないのにも関わらず、動作や行為ができなります。
服を着ることができない、歩くことさえ困難になるケースもあります。

周辺症状(BPSD)

周辺症状(BPSD)は精神症状と行動障害の2つに分けられます。
個人差があるため必ずしも周辺症状がでるとは限りません。

・精神症状
妄想、不安、幻覚、焦燥、睡眠障害

・行動障害
徘徊、暴言、暴力、過食

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アルツハイマー、認知症の原因

最大の原因は加齢です。誰もが同じ条件ですので年齢を重ねれば重ねるほどリスクが高まります。
それ以外の危険因子はたくさんあります。

・過剰なアルコール摂取
・喫煙
・高血圧
・肥満
・うつ病
・2型糖尿病
・アテローム性動脈硬化症
・ダウン症候群
・頭部外傷
・脳腫瘍
・ビタミンB欠乏症
・運動不足
・社会的な孤立

アルツハイマー、認知症を対策・改善させる15の方法

アルツハイマーを治す根本の治療薬はまだありません。あくまで進行を遅らせる効果があっても治す薬はできていません。

新薬などの医薬品の開発には時間がかかります。
以下を実践することで、アルツハイマーを防いでみて下さい。

①抗コリン薬を避ける

抗コリン薬は、副交感神経の働きを抑制します。
抗コリン薬の一例として、胃痛や腹痛の薬、乗り物酔いを抑制する薬、抗パーキンソン薬があります。

2016年にJAMA Neurologyに掲載された研究では、抗コリン作用薬を服用している人々の脳代謝が低下し、脳の萎縮が高まることが示されました。

心臓の薬、睡眠薬、アレルギー薬、抗うつ薬などの多くの処方薬は、人体に軽度から重度な抗コリン作用が働きます。
長期間にわたる研究により、高用量の抗コリン作用薬の使用の増加と認知症の発症との関連性が証明されました。

②水道水に含まれる高レベルの銅

銅は人の健康にとって欠かせないものですが、その摂取量が多くなるとあなたの脳にとってはよくありません。
2013年に米国国立科学アカデミー紀要で発表された研究では、銅がアルツハイマー病の発症を誘発する可能性があることが判明しました。

水道水を飲める国は世界でもわずか15か国です。日本の水はそのまま飲むことができ安全とされているのが一般的です。
しかし、日本の上水道の配管の内側は、老朽化が激しく多くの重金属の錆で覆われています。

アルツハイマーと銅の関係性は研究者の中でも、まだまだ激しい議論が行われている状況ですので結果が出るまで待ちましょう。

③農薬を避ける

オーストラリアの研究によれば、従来の農業は、大量の有機リン系農薬が使用さており、昆虫やヒトに対して神経毒として働くことが判明しました。

環境健康科学研究所の研究によると、血液中のDDTが高い人は、アルツハイマー病と診断される可能性が非常に高いと言います。

DDTは、1970年代に禁止された殺虫剤です。しかし、土壌などの環境にはまだ多く残っています。
発展途上国ではDDTが使用されているケースがあるため、輸入品には注意してください。

またネオニコチノイド系農薬も同様に危険因子になります。
ネオニコチノイド系農薬は、ミツバチやコウモリの失踪や死亡原因になっており非難されている農薬です。

④ビタミンD

ビタミンDの欠乏と認知低下との関連性は、認知症の発症につながり、多くの動物や人の前臨床試験によって証明されています。

研究者が動物にビタミンDのサプリメントを与えたとき、アルツハイマー病や認知症につながる可能性のある体内保護に気付きました。

ビタミンDを得るために日光浴する。また必要量を得る最善の方法はサプリメントを摂ることです。

⑤魚油

DHA(デコサヘキサエン酸)が低いと、高齢者の認知障害や記憶障害に関連します。
魚油のサプリメントを摂取することは、早期に認知症を予防する素晴らしい方法です 。

効果を得るために推奨されるDHAの量は1日1000mgです。
魚油の過剰摂取は副作用を起こす場合がありますので、不安な方は試す前に医師に相談してください。

⑥ビタミンB群

ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸は、ホモシステイン、HC(血管系に損傷を与える分子)のレベルを低下させるのに非常に役立ちます。

高レベルのHC(血管系に損傷を与える分子)は、脳卒中、心臓病、老化による認知低下に至る他の血管の問題のリスクを高めてしまいます。

⑦口の健康

口の衛生状態とアルツハイマーの発症との間には強い関連性があることが判明しました。
1日に1回以下の歯磨きを行った人は、1日2回、歯磨きをした人に比べて、認知症を発症する可能性が最大65%も高かった。

⑧サウナに入る

東フィンランド大学の研究者らは2,300人の男性を追跡し、サウナを定期的に使用した参加者の脳卒中、心臓病による死亡が63%減少したことを発見しました。

アルツハイマー病と認知症患者のサウナ使用者では66%の減少がありました。
この素晴らしい結果を得るためには、週に4回サウナに入ることです。

⑨エクササイズする

あなたの血管の強さを高める最良の方法の1つは、毎日体を動かすことです。
体が活動的であれば、ほぼすべての慢性的な健康問題を予防することができます。

例えば、ウォーキング、サイクリング、ガーデニングなどを30分してみましょう。
さらに室内で運動するよりは、自然の中での運動の方が体重や血圧を下げる効果があります。

⑩毎日チャレンジする

毎日別の仕事を与えたら、認知症の発症を遅らせることができます。
これには単語パズル、クロスワード、新しい言語の学習などが含まれます 。

研究では、バイリンガルの成人は、1つの言語を話す人に比べて、認知症の症状が5年遅れることが示されています。
一方、 クロスワードパズルを日常的に行うことは、記憶低下の発症を2年半遅らせることが証明されています。

⑪体の数値を適正にする

コレステロール、血圧、空腹時血糖、体重を適正値にしましょう。
代謝や心血管の健康は、認知症、脳卒中、心臓病、他の疾患のリスクに影響します。

そのため、それぞれの数値を適正に保つことが重要です。 中年期に発症した2型糖尿病の成人は、正常血糖値の人よりもアルツハイマー病発症リスクが50%高いです。

⑫喫煙とアルコールをやめる

過度の喫煙とアルコール消費は健康に大きく有害であるという事実ははっきりしています。
これらの習慣は、広範囲の慢性疾患の発症につながります。

調査によると、毎日のタバコを吸う喫煙者は、非喫煙者よりもアルツハイマー病のリスクが45%高いことが示されています。

アルコール摂取に関しては、適度な量のアルコールを飲む人は、認知症のリスクが最も低くなります。
驚くべきことに、アルコールをまったく飲まない人では、認知症のリスクがわずかに高くなります。

また赤ワインを飲む場合は、抗酸化効果のために認知症を発症するリスクが最も低くなります。

⑬頭の衝撃から守る

プロボクサーが認知症になりやすいことは有名な話です。またサッカー選手やアメフトの選手も認知症のリスクが高い という報告があります。

頭を強く打たないように自転車に乗るときはヘルメットを着用して頭を保護してください。

⑭人生の目的を知る

目的を持って生きることは、アルツハイマーの発症率を下げます。
人生の目的を知り、幸せになれるものを探しましょう。

あなたは氏名・使命を持ってこの世に誕生しました。
親がつけてくれた名前は、社会的な使命を包括しているかもしれません。

自分の名前の由来、意味を調べてみるのも新しい気づきが得られるかもしれません。

⑮ソーシャルにつながる

社会的に活動的であることは、多くの健康問題を予防する最良の方法の1つです。
信頼できるソーシャルネットワークを持つことは、孤独から遠ざけます。
友人と自然の中で過ごすことは、全体的な健康と気分に最適です。

上記の記事は、より具体的に何を食べたら効果的かという事と精油について書いていますので合わせてお読み下さい。

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認知症の真実

東田勉氏が認知症の「真実」という本を書いています。
本の内容紹介から抜粋

認知症という言葉が使われるようになったのは2004年。それまでに使われていた「痴呆」という言葉が差別的であるという理由から、厚生労働省は痴呆を認知症と言い替える決定した。

漠然と「脳の病気である」という知識は普及しつつあるものの、医学的な定義が曖昧で、診断基準もきわめて曖昧で、治療法も確立していない。

診断する医者側に認知症の知識が決定的に不足しており、誤った治療法により、症状を悪化させるケースが後を絶たない。

とりわけ問題が多いのが精神科医で、病気扱いされる必要のないお年寄りまでが向精神薬などを使った過剰な薬物治療を受け、寝たきりや廃人同様になる悲劇がいたるところでおきている。

アリセプトという薬の副作用が出たら、それを押さえるのに向精神薬が投与されお年寄りがボロボロになっていく、薬害被害の現実を書いています。

高齢者が多くの薬を服用する薬漬けに対して、国もようやく重い腰をあげました。
初めて、国レベルで高齢者の内服薬に関する指針を作成することになりました。

高齢者が多くの薬を服用する「薬漬け」について、厚生労働省が、医師や薬剤師らを対象に服用の適正指針案(骨子)をまとめたことが23日、分かった。

国レベルで高齢者の内服薬に関する指針を作成するのは初めて。

薬の多種類の服用は副作用などのリスク増が指摘されている。日本では「患者がとりあえず薬をもらいたがる」といわれ、医療費の削減も期待される。

厚労省によると、60歳を超えると高血圧や骨粗鬆(こつそしょう)症など複数の疾患を抱えることから、服用する薬の種類が増加し、75歳以上でさらに多くなる傾向にある。

レセプト(診療報酬明細書)調査によると、70歳以上の患者で平均6種類以上服用している。

東京大などの患者調査では、薬を6種類以上服用している場合に副作用が出やすくなったりするケースが急増。転倒の発生頻度が2倍近くに増え、認知障害のリスクが増加するというデータもある。

高齢者「薬漬け」適正指針 国が初 副作用の有害性明記より引用 産経新聞 2017年12/24(日)

薬は副作用がついてきます。しかし、上記の15個の方法は副作用を伴いません。
薬漬けには十分注意してください。

最後に

アルツハイマーや認知症の最大の原因は加齢です。日本人の寿命が長くなったため、誰もが発症する可能性が高い病気です。

アルツハイマーは国をあげて対策が必要です。

アメリカでは2011年に国家アルツハイマープロジェクト法(NAPA)が策定され、2025年までにアルツハイマー病の予防と治療を実現するという目標を掲げています。

日本でも同様に、新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)が発表されています。

しかし、私たちは国に頼っていては遅いのです。個人個人の問題として捉え、早期の予防、改善をすることが大切になります。

アルツハイマーや認知症だからといって諦めないでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

鈴木たか

医食同源に基づき病気は食で治すということをより多くの方と共有したいと思いブログを書いています。「本物の食や健康とは何なのか?」を探求していきます。このブログを見て、病気の改善や健康法に役立てて頂ければ幸いです。 常識という扉の裏側にあるものは何なのか、そこには非常識という新しい扉が待っています。 その扉を開けない限り、私たちは何も変わりません。 気づきのあるブログを運営できるように努めて参ります。