抗生物質の乱用が問題視されています。それは抗生物質を多く使うことで耐性菌が生まれてしまうからです。
この記事で紹介するのは免疫を高める最強の天然抗生物質です。副作用や耐性菌がほとんどなく安心して使用できます。
Contents
抗生物質について
世界初の抗生物質は奇跡の薬といわれたペニシリンです。
ペニシリンの発見から抗生物質は次々開発され多くの人を救ってきました。
しかし数多くある抗生物質を適切に処方できているかというと疑問が残ります。
そして患者側も抗生物質をサプリメント感覚で飲んでいることで様々な弊害がでるようになりました。
すでに乱用が指摘されており、OECDは抗生物質処方の50%以上は不適切であると言っています。
そして抗生物質を飲むことでおきる副作用が最も気になるところではないでしょうか。
最も多い副作用が下痢です。これは飲むことで腸内細菌のバランスが崩れてしまうからです。
そしてもっと恐いのが耐性菌ができてしまうことです。
こうなると更に強い抗生物質を飲まなければならなくなります。
体に負担をかけてしまう原因にもなり、耐性菌と抗生物質の終わりのない戦いが始まってしまいます。
この終わりのない戦いに終止符を打つためには抗生物質を止めることです。
そして、天然の抗生物質に切り替えていけばいいのです。
そして耐性菌と戦う必要もなくなります。
それでは免疫を高める食品やハーブを11個を見てみましょう。
①蜂蜜
蜂蜜の薬効は何世紀にもわたって知られています。
蜂蜜はMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)や細菌などの病原体と戦います。
医薬品よりも蜂蜜の方が、はるかに多くの臨床的証拠があります。
生化学者ピーター・モランは25年間にわたり、蜂蜜のような天然抗生物質を研究しています。
彼は、マヌカハニーは、10倍に希釈しても細菌を殺すことができる最も効果的な抗生物質であると言います。
注意点はボツリヌス中毒の問題がありますので、2歳未満は摂取を控えて下さい。
蜂蜜については下記に詳しくまとめていますので読んでみてください。
②コロイダルシルバー
コロイダルシルバーは、銀イオン水のことです。
1,200年前からエジプト人、ローマ人、ギリシャ人たちが使用してきました。
彼らはそれを様々な病気に使用したり、食物や液体の腐敗を防ぎました。
金属状の銀が微量でも存在すると、病原菌は生きていけないため、
抗生物質が使われる1938年以前に、医者はコロイダルシルバーを天然抗生物質として使用してきました。
注意点は長期間服用すると「銀沈着症」という、皮膚に銀が蓄積された状態になってしまう可能性があります。
③パスカライト
パスカライトはアメリカのワイオミング州のビックホーン山脈で見られるベントナイト粘土の一種です。
肌の悩みや問題の解決としてアメリカでは使用されることが多いです。
局所的に使用した場合、創傷から数時間または数日で感染を引き出す能力が知られています。
④ターメリック
ターメリックは、さまざまな病気を治療するために何千年もの間、アーユルヴェーダと中国薬で使用されてきました。
抗菌性、抗突然変異、抗真菌、抗炎症、抗ウイルス性があり細菌感染症の治療において非常に有効であることが
知られています。
またビタミンC、E、K、カルシウム、亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。
⑤オレガノオイル
オレガノオイルは、抗酸化剤、防腐剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤、抗炎症剤、駆虫剤の作用があり、鎮痛剤としても働きます。
テッサロニキのギリシャ大学の研究では、オレガノオイルは、たとえそれが1/50000に希釈されたとしても
病原性細菌を止めるのに役立つことがわかりました。
Ann Draughon博士の別の研究では、オレガノオイルが大腸菌、緑膿菌、リステリア菌のような多くの異なるタイプの細菌を対策することがわかりました。
また、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)にも効果を発揮する最も優れたエッセンシャルオイルです。
そして風邪とインフルエンザの季節にとても有効です。
ノロウイルスの予防のために、家、学校、託児所、仕事場で消毒剤として使用できます。
注意点はオレガノオイルは非常に効能があるため、頻繁には使用しないでください。
⑥オリーブリーフ・エキストラクト
オリーブリーフ・エキストラクトは、オリーブ葉エキスを使用した食品です。
何世紀にも渡って細菌感染症と戦うために使用されており、一部のヨーロッパの病院ではMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)と戦うために現在も使用されています。
天然ポリフェノールが多く含まれていて、抗生物質耐性菌と戦っている間、免疫系のサポートをします。
⑦ティーツリーオイル
希釈せずに直接皮膚に使用できる唯一の抗菌オイルのひとつです。
さまざまな肌の問題を治療し、厄介なにきびやイボを助けることで知られています。
創傷を治療するために使用できる消毒剤です。
注意点は、ネコ科の動物はティツリーオイルをうまく代謝できません。
非常に危険ですので使用する際は注意してください。
⑧にんにく
にんにくは、何千年もの間、世界中の薬用目的で使われてきました。
非常に強力な抗生物質で、抗ウイルスや抗真菌があります。
古代ギリシアの医者、ヒポクラテスはがんの治癒のため、大量の粉砕ニンニクを食べるよう人々に勧めていました。
⑨ゴールデンシール
ゴールデンシールは米国市場で販売されている最も人気のあるハーブの1つであり、抗生物質や免疫増強剤として評判があります。
ネイティブアメリカンは、アレルギーや感染症によって引き起こされる呼吸器、消化器、泌尿器の炎症などの治療薬としてゴールデンシールを使用していました。
⑩エキナセア
エキナセアは何世紀もの間、老化や多種多様な感染症を治療するために使用されてきました。
また、エキナセアは、免疫を強化することが示されており、風邪の予防や治療でよく使用されることが知られています。
抗菌作用、抗ウイルス作用、防腐作用があるため傷口、血液中毒、ジフテリア、他の細菌関連疾患を治療します。
エキナセアは伝統的に蛇の毒液を中和するために使わます。
キク科の植物にアレルギーがある場合は、使用を控えた方が良いでしょう。
⑪ココナッツオイル
ココナッツオイルはあらゆる種類の皮膚感染の治療に最適です。
ココナッツオイルはアトピー性皮膚炎(湿疹)に対して効果的です。
また、すべての癌の成長に対して対策することで有名な話しです。
その他にも寄生虫、感染症、微生物に対して効果を発揮します。
抗生物質は風邪には効かない
病院に行くと医者は必ず薬をだします。逆に薬をくれない医者だとしたら不親切に思うかもしれません。
アメリカでは普通の風邪なら薬は滅多に出してくれません。
それは抗生物質は風邪に効かないことを知っているからです。
厚生労働省の有識者委員会は6日、軽い風邪や下痢の患者に対する抗生物質(抗菌薬)の投与を控えるよう呼びかける手引書をまとめた。
抗生物質を使いすぎると薬剤耐性菌が増え、治療に有効な抗生物質が将来なくなる事態が懸念されているため。早ければ今月中にも、日本医師会などを通じて全国の医療機関に配る。
手引書では、一般的な風邪の原因となるウイルスには抗生物質が効かないことから、「投与を行わないことを推奨する」とした。
医師が患者に説明する際に「抗生物質は効かない」と告げた上で、症状が悪化する場合は再受診するよう指示しておくことが重要だとしている。
厚労省によると、薬剤耐性菌への対策を取らなければ、2050年には同菌によって世界で年1千万人が亡くなるとの推計もある。
「風邪に抗生物質投与は控えて」 厚労省が手引書 2017/3/6 20:35
日本経済新聞より引用
医者が患者をだますとき
現代医学は宗教である。
健康とは何かをいちばんわかっていないのが医者だ。
現在の医療の9割は不要だ。
病気の基準は医者が発明している。
医者が仕事をしないと病人が減る。
と糾弾したのがアメリカで「民衆のための医者」と呼ばれ親しまれた小児科医のロバート・メンデルソン氏です。
現場の医師が現代医学を厳しく批判して全米ベストセラーになった「患者が医者をだますとき」。
この本の中に、自分の身を守るためには、とにかく医者に質問することと書かれています。
「なぜこの薬を飲まなければならないのですか?」
「なぜこの手術を受けなければならないのですか?」
「なぜこの治療が必要なのですか?」
このシンプルな質問は、自分の病気のことをさらに深く知る質問になります。
医者に任せるだけではなく、自分自身も勉強していく姿勢が大切です。
最後に
11個の天然の抗生物質を見てきました。いかかでしたか。
聞きなれないものを多くあったんじゃないでしょうか。
風邪のような軽い症状ならすぐに病院に行くのではなく、このような自然由来の抗生物質を
使ってみることもよいと思います。
本当につらければ必ず病院には行ってください、
ご自身の状況に合わせて試してみてください。
コメントを残す