牛乳や低脂肪牛乳は毒性があり危険で有害です。しかし生乳は健康に良い完全食品

スポンサーリンク



牛乳は毒性成分が含まれており有害で危険なので飲まない方が良いという、牛乳有害説については昔から議論されてきました。

しかし、結論が出ない理由は、牛乳と生乳を同じテーブルにのせて議論しているからです。

牛乳有害説も牛乳無害説も、どちらも科学的根拠がないからダメだと、繰り返すばかりです。

牛乳有害説が、世間に周知されるようになったのは、2005年に発売された医学博士の新谷弘美氏が書いたベストセラー本、病気にならない生き方の影響が大きいかもしれません。

その本の中で「牛乳を飲み過ぎると骨粗鬆症になる」という主張が牛乳有害説を広く認知されるようになったきっかけです。

しかし結論から言えば、牛乳は有害ですが、生乳は健康的な完全食品だということです。
その理由をみてみましょう。

牛乳を飲むとお腹を壊す乳糖不耐症とは

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢をしたりする人が少なからずいます。
原因は、牛乳に含まれている乳糖を分解できないからです。

乳糖とは、牛乳に含まれている糖質(炭水化物)のことを言います。

乳糖を分解する酵素であるラクターゼが少ない人や、働きが弱い人は乳糖が分解されずに大腸に運ばれ、お腹を壊します。

このことを乳糖不耐症と呼びます。

実は世界中の四歳以上の人達の大多数は乳糖不耐です。
そして、日本人の85%は乳糖不耐症と言われています。

牛乳が有害で危険と言われている7つの理由

アレルギー体質になりやすい

牛乳に含まれているたんぱく質はアレルギー反応を引き起こしやすい。

鉄欠乏症貧血

子供に牛乳を多く飲ませると、鉄欠乏症の原因になり、イライラしやすくなったり、無気力になることがある。

心筋梗塞や脳卒中

牛乳に含まれている脂質(飽和脂肪酸)を過剰摂取することで血液循環が悪くなります。
血液循環が悪くなると動脈硬化につながり、それが原因で心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。

にきび

牛乳に含まれているホルモンの一種が、牛乳を多く飲む若者に、にきびができる一因だとみています。

遺伝子組換え牛成長ホルモン(rBGH)

遺伝子組換え牛成長ホルモンとは、牛に使用する成長ホルモンの遺伝子操作されたものです。
このrBGHを乳牛に与えると、栄養の摂取効率が向上し牛乳の生成が多くなります。

rBGHミルクには、多くのインスリン成長因子(IGF-1)が含まれています。
これは乳癌、大腸癌、前立腺癌の主要な原因として関与しています。

牛にrBGHを与えると、乳房炎の発生率が増加することが示されています。

また牛に乳腺炎があると、膿や血液が牛乳に分泌されます。 それはMRSAのような毒性の強いブドウ球菌感染症の広がりと結びついている抗生物質耐性につながります。

日本ではrBGHの使用は許可されていませんが、乳製品、加工品、アイスクリームなどが輸入され国内で流通しています。

抗生物質

ペニシリンは、牛の乳房炎の治療の際に使用されます。ペニシリンの投与から48時間経過するまで搾乳はしてはいけません。

このルールが守れなかった場合に、人がペニシリンアレルギーを起こしてしまいます。

その症状はじんましん、発疹、喘息などです。

(日本では、抗生物質や残留農薬については乳等省令で厳しくしているので、米国よりは安心かもしれません)

その他の病気

胃腸からの出血、発疹、中耳炎、気管支炎、多発性硬化症、リューマチ性関節炎、虫歯、白血病などが指摘されています。

牛乳(低脂肪牛乳を含む)には、20を超える抗生物質、鎮痛剤、他の有毒で危険な成分が含まれていることが判明しています。

乳がんと牛乳 中国人に乳がんが少ない理由

乳がんと牛乳には因果関係があるのかどうかを調べていると、一冊の本が目にとまりました。
本のタイトルは「乳がんと牛乳 ガン細胞はなぜ消えたのか」著ジェイン・プラントです。

この本では中国人女性の乳がん率が極めて低い事を指摘しています。

中国全体の乳がん死亡率は1万人にたった1人だったのである。
この死亡率は多くの西欧諸国における10人に1人という数字にくらべてきわめて低いものだった。

乳がん発生率をみると、中国の啓東地方の女性は10万人のうち11人しか乳がんにならない。
しかし、中国でも、都会の乳がんは地方の2倍となる。

都市化がさらに進んでいる香港では、乳がん発生率が3倍(10万人中34人)に跳ね上がる。

そういえば、私が共同研究を行った中国人の研究者はいつも「ミルクは子どもが飲むものだ」と言っていた。

中国系の親しい友人は、夕食のデザートにだされるチーズをいつも丁寧に断った。伝統的な中国風の生活を送っている人で、赤ちゃんに牛乳や乳製品を与えている中国人はひとりもいなかった。

私は、すべての乳製品を食べないようにしてから、頸部リンパ節に転移して治らないと言われていた自分の乳がんが数週間で消えたことが、乳がんと牛乳は関係があるという疑いようのない証拠だと信じている。

「乳がんと牛乳 ガン細胞はなぜ消えたのか」より引用

日本人や中国人が西洋に移住すると、乳がん発生率があがります。西洋のライフスタイルと発生率が関係あるとみていいでしょう。また、環境汚染や大気汚染が追い打ちをかけます。

この本はその他にも、乳がんに対する食事療法やライフスタイルの提案をしている良書ですので読んでおくことをおススメ致します。

またこちらも合わせて読みたい必読の本です。

牛乳は牛の血液

ほとんどの乳牛は狭い牛舎の中で、鎖につながれ劣悪な環境の中で育てられます。
そして生産効率を求められる為、出産後1~2カ月経たないうちに人工授精させられます。

絶えず妊娠させて搾乳できるように飼育していきます。そして、束の間の食事も、早く成長させるために濃厚飼料と呼ばれるトウモロコシだったりします。

もちろんこのトウモロコシは遺伝子組み換えというのは言うまでもありません。
病気になれば抗生物質で対処します。

牛乳は、何でできているか知っていますか?

牛乳は牛の血液です。

つまり私たちは、牛の血液を飲んでいるのです。

人間もそうですがあなたの身体は、食べた物で創られています。牛も同じで食べた物や環境によって健康が決まります。

過酷な状況の中で搾乳した牛乳が健康的だと言えるのでしょうか。

生乳は免疫を高め、健康に良い完全食品である4つの理由

The Journal of Allergy and Clinical Immunologyに掲載された新しい研究では、生乳の飲むと、通常の牛乳とは対照的に風邪、ウイルス、気道の感染の予防に役立つと主張しています。

そして生乳には驚くべき利点と栄養素が含まれています。

①アレルギーを軽減する

研究によると、生乳を飲む子供は、アレルギーを発症する可能性が50%低く、そうでない子供に比べて喘息を発症する可能性が41%低いことが示唆されています。

②肌の健康を改善する

酪農場では、にきびや皮膚の炎症を引き起こすか悪化させるという点で、評判が悪いかもしれませんが、生乳の場合とはまったく異なります。

生乳は多くの健康な飽和脂肪とオメガ3脂肪を含んでいるため、皮膚の水分補給をサポートします。
実際、一部の人々は生乳を飲むだけではなく、生乳を局所的に保湿剤として使用します。

③栄養素の欠乏を防ぐ

生乳1杯分には約400ミリグラムのカルシウム、50ミリグラムのマグネシウム 、500ミリグラムのカリウムが含まれています。

これらのミネラルは、細胞機能、水分補給、骨密度の構築、血液循環、解毒、筋肉の健康、代謝に極めて重要です。

④生乳の栄養成分

生乳は本当に世界で最も栄養価の高い食品の1つであり、1000万人以上のアメリカ人が定期的に生乳を飲む主な理由のいくつかは次のとおりです。

健康な肌、髪、爪
栄養素の吸収
強い免疫システム
アレルギーの減少
骨密度の増加
神経学的支援
体重減少
筋肉量を増やすのに役立つ
より良い消化

Raw Milk Benefits Skin, Allergies and Immunityより引用

牛乳が有害で危険だというデメリットを挙げましたが、生乳はその逆で人間にとってかなり健康的だということです。

しかし、この生乳はアメリカの州の一部では、販売を禁止もしくは規制されています。
それはなぜなんでしょうか。その前に牛乳と生乳の違いを見てみましょう。

生乳と牛乳の違いと殺菌方法

乳牛から搾ったままのものが生乳です。その絞った生乳を殺菌したものが牛乳です。

殺菌が必要な理由は、狭い牛舎の中ではストレス過多にもなりやすく、雑菌も繁殖しやすい状況だからです。

日本のほとんどの牛乳の殺菌方法は、大量生産が可能な超高温瞬間殺菌(130℃ 2秒間)です。
この殺菌で、生乳に含まれる多くの栄養素が破壊されてしまいます。

生乳を飲むためには、牛の置かれている環境や食事が重要になります。
ストレスのかかる狭い牛舎ではダメだし、遺伝子組み換えのトウモロコシでもダメです。

牛一頭、一頭を尊重して育てなければ、素晴らしい生乳はできません。

米国が生乳を販売禁止または規制している理由

米国食品医薬品局(FDA)は、生乳の州間の販売または流通を禁止しています。

州を越えて販売されるすべての牛乳は、 低温殺菌され、米国の低温殺菌牛乳の法令の基準を満たさなければなりません。

アメリカ食品医薬品局(FDA)は、生乳を飲むことは有害な細菌があるため危険であると警告しています。

FDAは生乳を飲むことは、下痢、腹痛、嘔吐や発熱、頭痛、体の痛みなどにつながるとして警告しています。

多くの場合は、糞便が牛の乳房や乳首に付着していることが原因です。また搾乳機も清潔にしておく必要があります。

米国の州によって、生乳販売の法律が違います。

小売店での生乳の販売を許可している州

生産された牧場でのみ生乳の販売を許可している州

生乳の販売そのものを禁止している州

州によって生乳に対するスタンスが異なります。

生乳は、州間の販売が禁止されている唯一の食品です。

この法律を破ったら逮捕されてしまいます。

1987年に連邦法は生乳と生乳製品の州間販売を禁止しました。

この法律で最も被害を受けたのが小規模生産者です。大企業の生産者の利益のために犠牲になってしまいました。

スポンサーリンク

ヨーロッパ諸国では、生乳の自動販売機が導入されている

米国とは反対にヨーロッパのいくつかの国では、生乳の自動販売機が導入されています。

イタリア、スロベニア、オーストリア、スイス、オランダのような国々も独自の生乳自動販売機を設置しはじめています。

このように各国により、生乳に対するスタンスの違いが見られます。
日本では、生乳を販売しているところは、見つけるのが難しいと思います。

日本で唯一の無殺菌の生乳を飲める想いやりファーム

日本で生乳を販売する為には、食品衛生法や乳等省令などの厳しい基準をクリアする必要があります。

しかしこの想いやりファームでは、日本で唯一、非加熱非加圧の生乳が飲めます。
そしてこの会社の理念が素晴らしいです。

人間の経済性・作業性・イメージを牛たちに押し付けない。

牛たちにとってのベストを牛の目線・牛の立場で追求し続ける。

牛の個性・牛のペースに合わせる。それぞれの個性を把握できなくなる増頭はしない。

食べ物はすべて命であり、どんな命にも上下はない。

乳は母親の血液であり、母親の健康・環境がすべて乳に出る。

女性も生涯を賭ける職業として選択できる職場にする。命を育む女性の視点、消費者としての女性の視点を大切にする。

牛も土も本来のありのままの姿に戻す努力を続ける。

無農薬・無肥料・無配合飼料

想いやりファームより引用

ここまでの理念を持ち合わせている会社は非常に稀です。
応援したくなりますね。

最後に

私たちは、健康的な生乳を飲むことが難しい状況です。
乳牛や牛乳も、大量生産、大量消費という資本主義の犠牲者なのかもしれません。

お金のための生産者といつまでも勉強しな消費者が、この状態をより深刻にさせてしまったと感じています。

想いやりファームのような素晴らしい理念を持った会社を知る事で、牛乳有害説や牛乳無害説のような不毛な議論に終止符が打たれることを期待したいと思います。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

スポンサーリンク







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

11 − 1 =

ABOUTこの記事をかいた人

鈴木たか

医食同源に基づき病気は食で治すということをより多くの方と共有したいと思いブログを書いています。「本物の食や健康とは何なのか?」を探求していきます。このブログを見て、病気の改善や健康法に役立てて頂ければ幸いです。 常識という扉の裏側にあるものは何なのか、そこには非常識という新しい扉が待っています。 その扉を開けない限り、私たちは何も変わりません。 気づきのあるブログを運営できるように努めて参ります。