赤ワインの健康的な効果効能17選!心臓病、認知症、癌などの病気を予防するフレンチパラドックス!デメリット、危険性、適量は?

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あなたはフレンチ・パラドックスについて聞いたことがありますか?

フランス人の一人当たりの肉消費量は世界でも上位に入りバターやチーズなど乳脂肪製品を多く摂るのにも関わらず、動脈硬化性疾患で知られる脳梗塞や心筋梗塞が少ないことが専門家から注目を浴びるようになりました。

この理由がフランス人は赤ワインの消費量が多いからと発表したのがきっかけで空前の赤ワインブームが起こり世界中の人々が赤ワインに熱中しました。

赤ワインを飲むことは多くの健康上の利点があり、様々な病気を予防してくれると同時にデメリットや危険性もあります。

それでは赤ワインの17個の効果効能からデメリット、危険性について見ていきましょう。

赤ワインとフレンチパラドックス

肉やバター、チーズなどの乳脂肪の摂りすぎは、動脈硬化を引き起こす原因になります。
動脈硬化は動脈硬化性疾患で知られる脳梗塞や心筋梗塞につながります。

しかし、動物性食品をたくさん食べているにも関わらず、これらの疾患が欧米の先進国の中で最も低い国があります。

その国がフランスであり、一般的な常識から矛盾しているため「フレンチ・パラドックス」と言われるようになりました。

1990年代、フランスのセルジュ・レナウド博士らが発表したフレンチパラドックスの論文が世界を驚かせました。

フレンチパラドックスの謎を紐解くには、フランスの食文化でもある赤ワインが密接に関わっていると考えられています。

しかし、ワインの利点は今にはじまったことではありません。紀元前8000年頃からワインは存在しており人類とワインの歴史は非常に古いことがわかります。

古代エジプト王のスコルピオン1世の墓で約3700年前のワインやワインセラーが発掘されています。

古代の人々はワインを薬として用いていました。当時のワインにはミント、セージ、タイム、フランキンセンス、ハチミツなどのハーブが加えられていて、消化器系の問題などを改善するために飲まれていました。

「医学の父」として知られているヒポクラテスは、ワインの薬効について初めて記したとされていて、「ワインは薬の中でも最も有益である」と述べています。

キリスト教圏の人々はワインを水代わりに飲みます。

赤ワインは「キリストの血」と言われるほど大切な飲み物であり、キリスト教の布教と共にワインが各地に広まっていきました。

赤ワインの健康上の利点は長い間、数千もの研究がされており、適度な赤ワインの消費は、心臓病を含むいくつかの病気のリスクを低下させることがわかりました。

それでは赤ワインの健康上の利点、栄養成分、効果効能を見ていきましょう。

赤ワインの栄養成分

赤ワインには、ポリフェノールが含まれており様々なアルコールよりも多く含まれています。
またポリフェノールは一種類だけではなくその数は数千種類あるとされています。

赤ワインの健康上の利点は下記の成分を抜きに語れません。

・カテキン
・レスベラトロール
・プロアントシアニジン
・アントシアニン
・タンニン
・ピセアタンノール
・フラボノイド
・ケルセチン

多くの抗酸化物質を含みレスベラトロール、ケセルチン、プロアントシアニジンは、赤ワインの健康上の利益を担っています。

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赤ワインを支える2つの有効成分

赤ワインの多くの利点は抗酸化物質であるレスベラトロールとケセルチンの2つの成分が担っています。

ケセルチン

ケルセチンは、強力な抗酸化物質の1つであり、フリーラジカル、アンチエイジング、抗炎症作用として重要な役割を持っています。

研究では、ケルセチンが以下の病気に対してサポートします。

・心臓病
・慢性疲労
・癌
・胃潰瘍
・糖尿病
・目の疾患
・皮膚疾患
・関節炎
・アレルギー

レスベラトロール

赤ワインには多くのレスベラトロールが含まれており、様々な健康上の利点があります。

レスベラトロールは心臓の健康に良くいくつかの癌を予防するのに役立ちます。

レスベラトロールは、赤ワインの他にもブルーベリー、クランベリー、ピーナッツにも含まれています。

レスベラトロールは下記の健康効果があります。

・アンチエイジング
・抗癌作用
・酸化ストレス軽減
・寿命延長作用
・抗炎症

赤ワインの17個の効果効能

①心臓の健康

いくつかの研究では、心臓病のリスクが高くなる高齢者は、適度なワインの消費によってより多くの利益を得る可能性があることが示されています。

赤ワインに含まれているレスベラトロールやケルセチンは、心臓保護作用があることが証明されています。

赤ワインに含まれる最も重要なフラボノイドの1つであるケセルチンは、血圧の調節、炎症の軽減、酸化ストレスの効果がある為、心臓の健康に有益であることが証明されています。

1日に150mlの赤ワインを摂取する人は、ワインを飲まない人に比べて心臓病リスクが32%低いです。
しかし、ワインの摂取量が多いほど、心臓病のリスクが増加します。

②コレステロールの調節

European Journal of Clinical Nutritionに掲載された研究によると、ワイン消費量はHDL(善玉)コレステロールの増加と関連しており、コレステロール値の11〜16%改善しています。

オーストラリアのカーティン大学で行われた研究では赤ワインの摂取が、閉経後の女性のLDL(悪玉)コレステロール値を8%低下させ、HDL(善玉)コレステロール値を17%増加させました。

③癌の予防

赤ワインに含まれているポリフェノールの一種であるレスベラトロールは強力な抗酸化物質です。
レスベラトロールは細胞の損傷を保護し慢性疾患を予防します。

研究によれば、中程度のワイン消費は、大腸癌、乳癌、前立腺癌を含むいくつかの癌リスクの低下と関連していることが示されています。

④大腸癌の予防

2015年の英国の研究者によると少量のレスベラトロールを摂取するとで腸の腫瘍の大きさを約50%減少させることが報告されています。さらに高容量のレスベラトロールの摂取は、 腫瘍の大きさを25%減少させました。

⑤乳がんの予防

女性ホルモンのひとつであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が多すぎると乳がんのリスクが高まると言われています。

通常アルコールの摂取はエストロゲンの分泌を増やすため癌細胞の増殖の原因につながります。

しかし赤ワインに含まれるレスベラトロールはエストロゲンの分泌を抑える働きがあります。

女性がお酒を飲む際の選択肢として赤ワインを選ぶことは良い結果を生むかもしれません。

しかしアルコールの飲酒量に比例して乳がんのリスクも高まることは注意しないといけません。

⑥前立腺がんの予防

2007年にハーバード・メンズヘルス・ウォッチが発表した研究によると赤ワインを週に4~7杯飲む男性は、飲まない男性と比べて前立腺がんと診断される機会が約半分であるという結果がでました。

⑦認知症の予防

米国シカゴにあるロヨラ大学メディカルセンターの研究は、適度な赤ワイン摂取が認知症リスクを減らすことを発見しました。

実際に適度な赤ワインの摂取は脳への血液供給が促進されるため認知症を発症するリスクが23%低いと言います。

⑧肝疾患の予防

非アルコール性脂肪肝炎(NAFLD)は、アルコールをほとんど飲まないのに人に起こる脂肪肝のことを指します。

カリフォルニア大学サンディエゴ医科大学の研究者によると適度なワイン消費は飲んでいない人と比べて非アルコール性脂肪肝炎が半減する可能性があるとしています。

しかしビールなどのアルコール飲料を飲むことは、赤ワインを飲む人に比べて非アルコール性脂肪肝炎になるリスクが4倍以上あると述べています。

すでに肝炎や他の肝臓病を患っている方は、赤ワイン含めて飲酒すべきではありません。

⑨2型糖尿病の予防

インスリン抵抗性は2型糖尿病を発症するリスクの要因です。

インスリン抵抗性とはインスリンは十分な量が分泌されているが、その効果を十分に発揮できない状態を指します。

Chinese Academy of Sciencesは、マウスの実験で赤ワインに含まれているレスベラトロールがインスリン抵抗性が改善できることを発見しました。

ヒトを対象とした実験ではありませんが期待したいところです。

⑩失明の予防

2010年に発表された調査結果によると赤ワイン含まれているレスベラトロールは、、眼の中の制御不能な新生血管による失明を防ぐのに役立つ可能性があります。

糖尿病網膜症や加齢黄斑変性は、失明の主な要因とされています。

ワシントン大学医学部の研究者によれば、赤ワインがこれらの目の病気の原因である新生血管の成長を止めることがわかりました。

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⑪うつ病のリスクの軽減

中高年者を対象とした調査によると、1週間に2杯から7杯のワインを飲んだ人はうつ状態になる可能性は低いという結果がでました。

⑫骨粗しょう症の予防

赤ワインにはケイ素が多く含まれており、ケイ素は骨密度に影響を与えます。
また植物性エストロゲンが含まれているため、更年期の女性の骨の健康を守ります。

⑬アレルギーを緩和する

赤ワインはアレルギーをすることが証明されておりアレルギーに対しての耐性を高めます。

⑭日焼けから守る

スペインにあるバルセロナ大学の研究者によると、赤ワインは太陽からの紫外線の影響を軽減し、日焼けから身を守ることを発見しました。

赤ワインに含まれているフラボノイドは、日焼けの原因であるUVA(紫外線A波)やUVB(紫外線B波)の影響による皮膚細胞の活性酸素を抑制します。

化学物質で満たされている有害な日焼け止めではなく、ぶどうや赤ワイン由来の自然な日焼け止め製品ができることを期待したいとろです。

⑮利尿作用

赤ワインは他のアルコール飲料と同様に利尿作用があります。
体内に溜まっている毒素を尿から排出するのに役立ちます。

⑯ダイエット

アメリカのパデュー大学の研究では赤ワインがダイエットに役立つことがわかりました。

赤ワインに含まれているピセアタンノールという物質が脂肪の蓄積を防ぎ、体重増加を防ぐために脂肪細胞を早期に抑えることができるため、ダイエットに役立ちます。

⑰口腔の健康

Journal of Agricultural and Food Chemistry(ACS)に掲載された研究では赤ワインが口腔の細菌が口に留まるのを防ぐのに役立つことがわかりました。

赤ワインを飲むデメリットと危険性

赤ワインについての利点や効果効能を取り上げてきましたが、必ずしも健康に大きなメリットがあるだけではありません。
赤ワインを含めたアルコール飲料は実際に人に対しては神経毒であり肝臓などに負担を与えます。

多量に飲むことで下記のリスクが高まりますので注意してください。

・アルコール依存症
・不整脈
・高血圧
・脂肪肝
・肝炎
・肝硬変
・うつ病

適量の飲酒は健康的です。紀元前3世紀末頃に書かれた漢書にも「酒は百薬の長」と記されているように適量であればメリットがあります。

しかし、多量のアルコール消費は乳がんのリスクと関連していることが研究によってわかっています。

デンマークの研究者は女性のアルコールの消費量の変化を5年間に渡り調査したところ、飲酒量を増やした女性は乳がんのリスクが高いことがわかりました。

またワインには酸化防止剤として亜硫酸塩が添加されます。

研究によると亜硫酸塩は、添加物に敏感な人たちにとって副作用が出る可能性があるとしています。

副作用としては腹痛、下痢、喘息、皮膚炎などがあり、場合によってはアナフィラキシーショックを起こす場合もあります。

赤ワインを代表する抗酸化物質であるレスベラトロールですが、実は含有量はかなり少ないです。
動物研究で効果が期待される使用量まで達するためには、1日に数本のボトルを消費しなければなりません

レスベラトロールだけの効果効能を期待してワインを飲んでいるようであれば、サプリメントやブルーベリー、クランベリー、ピーナッツなどから得る方が良いかもしれません。

ワインの1日の適量は?

ヨーロッパとアメリカでは、赤ワインの適量は次のように考えられています。

男性:1日に1~2杯

女性:1日に1~1.5杯

ワイン1杯の量は125mlです。

ワインボトルの1本の量は、750mlです。
つまり、ワインボトル1本から6杯飲めることになります。

ワインはゆっくり飲むようにしましょう。
また、ワインの隣に水などを用意して、交互に飲んでください。

最後に

赤ワインと一緒に摂りいれたい食生活のひとつが地中海食です。

地中海食とは野菜、果物、豆類、シリアル、魚介類、オリーブオイル多く摂り、砂糖、乳製品、肉などは少なめに摂る食事のことを言います。そして、食事に赤ワインを適量飲みます。

有名な心臓専門医のDr. Aemem Malhotraによると、砂糖の少ない食事と健康的な脂肪の多い食事は、病気の予防と長寿の鍵となるかもしれないと言います。

世界に星の数ほどあるワインですが日本のワインも世界的なコンクールに入賞するほど力をつけてきました。
代表的な甲州ワインはじめ日本には大小合わせて200ほどのワイナリーがありことを知っていましたか?

地産地消を考えればあなたの地元で作られたワインを飲むのが一番健康的かもしれません。

一度あなたの地元か同県のワイナリーを調べてみて飲んでみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

鈴木たか

医食同源に基づき病気は食で治すということをより多くの方と共有したいと思いブログを書いています。「本物の食や健康とは何なのか?」を探求していきます。このブログを見て、病気の改善や健康法に役立てて頂ければ幸いです。 常識という扉の裏側にあるものは何なのか、そこには非常識という新しい扉が待っています。 その扉を開けない限り、私たちは何も変わりません。 気づきのあるブログを運営できるように努めて参ります。