朝起きて水を飲むことは、健康に多大な利益がある事はもう誰もが感じていると思います。
人は、一晩の睡眠で、およそコップ一杯分の汗をかくといわれています。
熱帯夜になるとその2~3倍程、汗をかきます。
体内の水分が不足すると、熱中症や脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まります。
そのため厚生労働省では、「健康のため水を飲もう」推進運動で啓蒙活動を行っています。
どちらかというと、こまめに水分補給をして下さいという啓蒙なので、起床時の水分補給を推奨している訳ではなさそうです。
起きている間に水分をとることは非常に大切ですが、目覚めの一杯の水が私たちの健康にとって大きなメリットがあります。
しかし、あなたはなぜなのか理由を知っていますか?
率直に言って、その理由はあまりにも多くあります。
朝起きてから水を飲む10のメリット
①空腹時に水を飲むと体を浄化するのに役立ちます。
水を飲むことで食べ物からの栄養素をより効率的に、吸収することができます。
②適切な水分補給は、疾病との関係において重要です。
これは特に、高血圧、関節炎、喘息、自己免疫障害、糖尿病、片頭痛に関連します。
➂意図しない脱水は、病気の症状や兆候が出る場合があります。
朝の目覚めの一杯は、脱水が起こらないようにすることができます。
④一晩中何も飲まないと、私たちは脱水で目を覚ますことがあります。
目覚めの一杯は脱水を防ぐことに役立ちます。
⑤目覚めの一杯で一日をスタートさせると、最初の90分間に最大24%の代謝を助けるのに役立ちます。
⑥適切な水分補給は、体内の酸素の流れを手助けし、あなたの活性化に役立ちます。
⑦水は毒素を排出するのに役立ちます。
毒素排出は腎臓を適切に維持するために重要です。水にレモンを加えれば、更に効果があがります。
⑧脳の75%は水分でできているため、水を飲むことは脳をサポートします。
⑨適切な水分補給はダイエット管理に役立ちます。
⑩適切な水分補給は、免疫を維持する上で不可欠です。
適切な水の飲み方
目覚めの一杯で一日を始めるにはどうすればいいですか?
①目覚めた直後に、水を1杯飲んでください。 これは空腹時に行ってください。
②各食事の30分前に水を1回飲み、各食事の2時間後にもう1回水を飲みましょう。
水を多く飲むデメリット
1日2リットルの水を飲む健康法が以前、テレビやメディアで流れていました。
これは、必ずしもすべての人が対象ではありませんので注意が必要です。
水をたくさん飲むという事は、水毒になってしまうリスクをはらんでいます。
水毒とは必要以上の水分を体内に取り込むことで、体調が悪くなることです。
猛暑だからと言って冷たい水をたくさん飲めば、体が冷えてしまいます。
多く水を飲むことで水が十分に体外に排出されなければ、むくみなどの症状が出ます。
腎臓が処理できる水は毎分16ml程度と言われています。
それを超えた量の水を飲めば血中のナトリウム濃度が低下し、低ナトリウム血症を引き起こします。
低ナトリウム血症は、頭痛や食欲不振につながります。
最悪、けいれんや昏睡などの症状も起きる事がありますので注意が必要です。
水毒になっているかどうかは、舌を見ればわかります。
例えば、歯痕舌(しこんぜつ)と言って、舌辺がデコボコと歯型がついている舌体になっている場合や普段より、舌が大きく厚みがあったりすると水毒のサインです。
舌は健康のバロメーターです。
調子が悪いと感じたら舌を見てみましょう。
舌からのメッセージを受け取りましょう。
最後に
水を飲むことは健康に大きく関係してきます。何事もそうですが、飲み過ぎには注意が必要です。
夏場は特に、大量の水分を必要とします。
少し飲み過ぎかなと感じたら、舌を見てチェックしてください。
またどのような水を選択するかで、体も変わっていきますので上質な水を飲むことは大切です。
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