笑うことや作り笑いの意外な15の効果効能とは!【映画実話】パッチアダムスから教わる医療の本質

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あなたは1日に何回笑っていますか?

実際に大人は1日に15回程度笑っています。

この回数が多いと思いますか?少ないと思いますか?

なんと子供は1日に400回笑います。

笑いは多くの健康効果をもたらす薬であることを知っていました?

笑うことは免疫の向上、リラックス効果などの多くのメリットがあり、様々な病気を治し健康を促進します。

日常で笑うことは、ほとんどないと思っている方もいると思いますが安心してください。

作り笑いをするだけでも構いません。脳は作り笑いかどうかを判断することはできません。

さあ、あなたの内側にいるコメディアンを目覚めさせる時がきました。

それでは笑うことでの15個の効果効能と笑いの道化師パッチ・アダムスについて見ていきましょう。

作り笑いと脳の錯覚

東洋医学の思想で大切な考え方が心身一元論です。

心身一元論とは、人は心と身体はひとつである。という考え方です。

つまり、病気になった時にその病気を見るだけではなく、心の状態も一緒に見ていくのです。

日本でも「病は気から」ということわざが示すように東洋の思想を受け継いでいます。

西洋医学はその反対で、心と身体を別物として捉えていく心身二元論の考え方を持っています。

楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。

これはアメリカの哲学者、心理学者のウィリアム・ジェームズが残した名言のひとつです。

科学雑誌PLOS ONEに掲載された論文によると、楽しくなくても作り笑顔をするだけで脳は笑っていると錯覚を起こすようです。

笑顔を作るときの表情筋の動きは脳の神経伝達物質であるドーパミンを多く放出することにつながります。

悲しい時やつらい時ほど、つくり笑いをすることで目の前の困難から早く乗り越えることができます。

試しに今、作り笑いをして下さい。

あなたの内側の感情の変化に気付きませんか?

笑いは何世紀にも渡り医学的に使われてきました。

旧約聖書にも「Cheerful heart is a good medicine(陽気な心は良い薬である)」と記載されています。

ドイツの哲学者であるイマヌエル・カント(1724~1804)は、「笑いは消化を助ける。胃散よりはるかに効く」と述べています。

また1953年に公開された映画「ローマの休日」で初の主役を務めたハリウッドの黄金期に活躍したオードリー・ヘップバーンは下記のように述べています。

わたしを笑わせてくれる人をわたしは大事にしますわ。正直なところ、わたしは笑うことが何よりも好きなんだと思う。

悩ましいことが沢山あっても笑うことで救われる。それって、人間にとって一番大事なことじゃないかしら。

笑いは人の根源であり、核となるものです。
そんな笑いにはどのような効果効能があるのか見ていきましょう。

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笑うことでの効果効能15選

①リラックス効果

笑うことは身体の緊張とストレスを和らげる効果があります。

②免疫の向上

笑うことでストレスホルモンを減らし免疫系細胞であるT細胞が活性し病気や感染症と戦います。

③エンドルフィンを出す

神経伝達物質で知られるエンドルフィンはモルヒネに似た鎮痛作用があります。

マラソンなどで長時間走っている途中に気持ちよくなるランナーズハイはエンドルフィンの分泌が原因という説があります。

その他にもエンドルフィンは幸福感を高めてくれます。

④心臓の健康

笑うことで血管が広がり血流が増加します。心臓発作や心臓病などから守るのに役立ちます。

⑤血圧を下げる

上記と同様に、血流が改善するため血圧を下げる効果があります。
ただし笑うのを止めると血圧は元の数値に戻ります。

⑥内臓の働きを良くする

笑うと横隔膜が上下するため内臓マッサージの効果があります。刺激をうけた内臓は働きが良くなります。

歌うことも同様の効果があります。歌を歌うことの効果については下記を参考にしてください。

⑦糖尿病の改善

食後に面白い映画を見た人は、悲しい映画を見た人より血糖値が低くなっていることが研究でわかりました。

⑧カロリー消費

1日に10~15分笑うと約40キロカロリー消費することが研究でわかりました。

⑨怒りをおさめる

怒りの感情を笑うことで緩和することができます。

⑩睡眠を助ける

寝る前に笑うとストレスや不安が軽減されます。
また軽い運動効果もあるため、深い睡眠に導くことができます。

⑪うつ病の軽減

笑いはうつ病を助けると昔から言われてきました。笑いは不安、緊張、ストレスを軽減させる効果があります。

Geriatrics and Gerontology Internationalに掲載された研究では、笑いは幸福感を高め社会との関わりを持つことで高齢者のうつ病を軽減することがわかりました。

⑫若く見える

笑うと顔にある15の表情筋が刺激を受けます。
顔の周辺の血流を良くすることで顔が健康的に見えるようになります。

⑬長生きする

ノルウェーでの研究では笑う人は、それほど笑わない人に比べて長生きすることがわかりました。

⑭人との距離を縮める

笑いは人と人との潤滑油の役割をします。笑うことで人の距離感が近づいた経験は誰もがもっていますよね。

共感ホルモンとして知られるオキシトシンが笑うことで出ます。
オキシトシンはチームの結束を高め、チームの良い雰囲気を手助けします。

⑮前向きな考え方

人生を肯定している方は、そうでない人と比べて病気に対してのとらえ方が違います。
肯定している方は、自分の病気に対して乗り越えようとする気持ちが強いです。
笑いは、幸福感を高めるため、人生を肯定するひとつの手段です。

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笑いの道化師パッチ・アダムス

パッチ・アダムスは、アメリカ合衆国の医師です。

医師でありながら病院で、サーカスや喜歌劇などに登場するピエロの格好をし患者に笑いを届けている稀有な人物です。

パッチ・アダムスはホスピタルクラウンまたはクリニクラウン(臨床道化師)を世界に広めた人物です。

ホスピタルクラウンまたはクリニクラウンとは、病院などで笑いを利用し心のケアを目的とした医療のことを指します。
彼はこの活動を通じ、愛と喜びを伝えることと語っています。

権威的、ビジネス化した現代医療に疑問を持ち、無料で医療サービスの受けられる病院「ゲズントハイト・インスティテュート」を設立し、笑いと愛を薬の代わりにして患者と12年間向き合っていました。

素晴らしい活動を行っているパッチアダムスですが実は参考にした日本の医師がいます。

1965年(昭和40年)に公開された「赤ひげ」という映画の主人公です。

この映画の監督は、世界の名だたる映画監督に影響を与えた黒澤明監督です。

映画を見ることは様々な感性、理想、思想、価値観などを吸収できる最適なツールです。

パッチ・アダムスを世に知らしめたのが1998年に上映された映画「パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー」です。

“ユーモアこそが最良の薬”

患者の為の医療とは何かを問い続けた、実在の医師をモデルにした感動のヒューマンドラマ。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちでアカデミー助演男優賞を授与したロビン・ウィリアムズが、パッチアダムスになりきり演じています。

今の映画は技術面ばかりが注目され、肝心の中身が非常に薄いものばかりで感動まで達しない作品が多いです。

パッチアダムスの映画は1998年上映なので、映像は古く感じるかもしれませんが、あなたの琴線にふれる映画のひとつになるかもしれません。

医療の本質、人間の本質、愛がつめこまれたこの映画はあなたの魂を震えさせることに違いありません。

最後に

地球上で笑うことができるのは人間だけです。

人間はなぜ笑うのか?

この問いに対しての答えはいまだ解明されていません。

現代の科学、脳科学でも笑いのメカニズムはわかっていないのが現状です。

笑うメカニズムがわかっていなくともあなたはいますぐ笑うことができます。

あなたは笑いたい時はどうしていますか?

漫才、落語、寄席、コメディ映画、ギャグ漫画、テレビなど様々な選択肢がありますよね。

笑う方法はたくさんありますがその中で私は落語をおすすめします。
特に人と接する仕事をしている方はおすすめです。

私は以前、テレビで落語を見た時にどこが面白いのかわかりませんでした。

しかし立川 談四楼氏が書いた「一流の人はなぜ落語を聞くのか」を読んだ後に、落語に興味を持ち、天満天神繁昌亭へ実際見に行きました。

テレビと生では全く臨場感が違い、私は見ている間ずっと笑っていました。

しかし、面白いだけではなく、それぞれの落語家の息づかい、話しのテンポ、間が実際に仕事で活かせるなと思いました。

落語は笑いと勉強が同時にできる少ない場所かもしれません。

笑いやユーモアがあるということはある程度の知性を必要としてきます。
欧米では、コミュニケーションの際にユーモア、笑いを取り入れて相手の素養を見極めています。

米国大統領の演説を聞いていればわかると思いますが、上手に切り返しができない、ジョークのひとつも言えないと信用されま せん。

言いづらいこともユーモアという衣をつけることによって、相手に伝わりやすくなることもあります。

笑うことであなたも相手も楽しくなります。笑いは最高の薬です。

さあ、あなたの内側にいるコメディアンを目覚めさせる時がきました。

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ABOUTこの記事をかいた人

鈴木たかです。 人生を変えるセッション、コンサルティング、東洋思想や陰陽五行についてのセミナー、東洋占術の鑑定をしています。 食という字は【人】を【良く】すると書きます。 医食同源という言葉が示す通り、元来、食べ物には病気を予防する力が備わっています。 このサイトは医食同源を中心に、身体にとって良い食べ物、飲み物をご紹介していきます。また、家系のシステムについても発信しています。