コーヒーの健康上の利点と効果効能10選!肝臓癌、糖尿病、心臓病、うつ病などに役立つ!危険性、副作用、栄養、摂取量は?

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コーヒーは世界で最も消費されている飲み物のひとつであり、日本においてもコンビニコーヒーの台頭で競争が激化しています。

近年コーヒーの健康上の利点についての研究が急増していることがわかりました。

実際にコーヒーを飲むことで、心臓病、アルツハイマー病、認知症、パーキンソン病、糖尿病、うつ病などの多くの病気を予防してくれる可能性があります。

15世紀頃からコーヒーは飲まれており、歴史的な偉人、文化人、音楽家の心を魅了してきました。

偉大な音楽家であるヨハン・セバスチャン・バッハやルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは下記の言葉を残しています。

千のキスよりすばらしく、マスカットぶどう酒より甘い。コーヒー、コーヒーはやめられない。

(ヨハン・セバスチャン・バッハ)

一杯のコーヒーはインスピレーションを与え、一杯のブランデーは苦悩を取り除く

(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン)

コーヒーには多くの利点がある一方、危険性や副作用も指摘されています。

コーヒーの効果効能、危険性、摂取量、栄養、副作用そして、おいしいコーヒーに秘められた真実を見ていきましょう。

コーヒーの栄養素

コーヒーのカロリーはとても低く1杯あたり約2.4カロリーほどです。
当然ことですがコーヒーに砂糖やミルクを加えると加える分だけカロリーは増えます。

アメリカ合衆国農務省によるとカップ1杯240mlのコーヒーには約95ミリグラムのカフェインが含まれています。

エ​​スプレッソのカフェイン含有量は約64ミリグラムになり、緑茶は約44ミリグラムのカフェインが含まれていることを見ると、コーヒー1杯に多くのカフェインが含まれていることがわかります。

・ビタミンB1(チアミン)
・ビタミンB2(リボフラビン)
・ビタミンB5(パントテン酸)
・マンガン
・カリウム
・リン
・葉酸
・マグネシウム
・ナイアシン

コーヒーの健康上の10個の効果効能

①高い抗酸化作用

コーヒーには多くの抗酸化物質が含まれています。

実際にコーヒーには、ブルーベリー、ブドウジュース、ラズベリー、オレンジよりも多くの抗酸化物質が含まれています。

コーヒー、一杯には緑茶に含まれる抗酸化物質の最大4倍の量が含まれています。

また研究によれば、コーヒーには、紅茶、緑茶、ココア、ハーブティーよりもポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールは一種類だけではなくその数は数千種類あるとされています。
コーヒーに含まれるポリフェノールは赤ワインやココアと同じ種類のものです。

この抗酸化作用を支えているのが、抗酸化物質で知られているクロロゲン酸カフェ酸(コーヒー酸)です。
この2つは強力な抗酸化物質と考えれておりコーヒーの主要な成分を担っています。

またコーヒーには抗炎症効果があると考えられています。

2017年の研究では、コーヒーを頻繁に飲む人は癌のリスクが18%低下し、たまにコーヒーを飲む人は癌のリスクが13%低下しました。

②心臓の健康

コーヒーを摂取することは、心不全や脳卒中のリスクが低くなることがわかりました。

これはコーヒーに含まれているジテルペン化合物として知られるカフェストールやカフェインが酸化防止の役割を果たすからと見られています。

カフェストールは、フレンチプレスのコーヒーやトルココーヒーなどの主に未濾過のコーヒーに含まれています。

ドリップコーヒーなど濾過したものには、カフェストールはほとんど含まれません。

1日コーヒーを3~4杯飲むと、飲まない人と比べて心臓血管系による死亡が19%減少し、心血管疾患は15%減少することがわかりました。

③肝臓の健康

最近の研究では多くのコーヒーを飲むことは、肝臓がんの発症リスクが低下する可能性があることが明らかになりました。

イギリスにあるサウサンプトン大学とエジンバラ大学の医療専門家は26の研究のデータと25万人を超えるグループを集めました。

この研究によると、1日に少なくとも1杯のコーヒーを飲んだ人は、飲まない人に比べて肝臓がんが発症する可能性が20%低くなっています。

研究チームはまた、1日に少なくとも2杯飲んだ参加者は、肝臓がんの発症率を35%低下させることを発見しました。

コーヒーを5杯飲んだ参加者は、この病気を発症する可能性が50%低いと専門家は付け加えました。

④認知機能と脳機能

コーヒーに含まれている抗酸化物質がパーキンソン病、うつ病、認知症、アルツハイマーの治療に役立つことが示されています。

動物実験では、飲料水の中にカフェインを入れマウスに飲ませたところ、アルツハイマー病の発症原因とされるアミロイドβによる記憶障害などに対して保護作用が働きました。

コーヒーを3杯~5杯飲むとアルツハイマー病や認知症のリスクが65%低くなることが判明しています。

⑤糖尿病の予防

1日に6カップ以上コーヒーを飲むと、2型糖尿病のリスクが低下する可能性があります。

また看護師の調査によると、1日2〜3杯のコーヒーは、2型糖尿病の発生率を低下させ、胆石を防ぐのに役立ちます。

抗酸化物質であるクロロゲン酸が食後の血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあるとされています。

またインスリン抵抗性を改善させるとされていますが、これらを証明するためにはまだまだ多くの研究が必要です。

⑥うつ病の予防

ハーバード大学公衆衛生大学院(HSPH)が2011年に発表した研究では、1日に4カップ以上コーヒーを飲んだ女性はうつ病になるリスクが20%低くなりました。

また別の研究では、1日4カップ以上コーヒーを飲んだ人は自殺する可能性が53%低いという結果が出ています。

⑦パーキンソン病の予防

パーキンソン病とは脳の異常により、体の動きに障害があらわれる病気のことです。

アメリカの研究者は、カフェインの摂取が多いほどパーキンソン病の発症率が低いと結論付けています。

カナダにあるマギル大学健康センター(RI MUHC)の研究によれば、コーヒーに含まれているカフェインが、パーキンソン病患者の体の動きを改善させました。

⑧覚醒作用

コーヒーには、覚醒作用のあるカフェインが含まれています。

カフェインの作用により気分やエネルギーの向上に役立ちます。

多くの研究でコーヒーに含まれているカフェインは身体的、精神的な興奮度を高めるため短期的な力を必要とするアスリートにとっては有益かもしれません。

実際にカフェインは物理的パフォーマンスを11%~12%向上させます。

そのためスポーツをする前やジムに行く前にコーヒーを好んで飲む方も多くいることは理にかなっています。

少し疲れを感じている時に飲むと疲れを紛らわせてくれる作用があります。

⑨脂肪を燃やす

コーヒーに含まれているカフェインは脂肪を燃やすのを手助けしてくれます。

いくつかの研究では、カフェインが3%~11%代謝を高めることがわかりました。

⑩長寿につながる

New England Journal of Medicineに掲載された研究では、コーヒーを飲む方は癌、糖尿病、心臓病などによる早期死亡リスクが24%少なくなります。

またハーバード大学での研究によると、1日に1杯~5杯以上飲む人は早期死亡に関連する病気を防ぐことが確認されています。

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コーヒーの危険性

①農薬の問題

コーヒー豆を栽培するにあたり農薬が大量に使用されます。
世界で使用される農薬の量の1番は綿であり、2番目がコーヒー豆です。

コーヒー豆は世界で最も汚染されている作物の代表です。
農薬は様々な病気を引き起こす原因になります。

アジア、米国、ヨーロッパの48万人以上の参加者を含む16の異なる研究では、農薬が肝臓がんリスクを71%増加させていることが判明しました。

それ以外にも喘息、アルツハイマー病、糖尿病、パーキンソン病、神経発達障害、内分泌かく乱作用、妊娠の問題と関連していきます。

できれば有機栽培されたコーヒーを購入して飲むことが望ましいです。
さらに奴隷制度がなく公正に取引されるフェアトレードのような、生産者の見える組織から購入するのが望ましいです。

②カフェイン耐性

コーヒーにはカフェインが含まれていますので、人によっては不安、軽度な頭痛、めまい、心拍数の上昇などの副作用が伴うことがあります。

カフェインを過剰摂取することで、救急搬送されるケースや死亡例がでています。

しかし、コーヒーではなくエナジードリンクの飲みすぎによるものです。

カフェインの過剰摂取はカフェイン中毒の原因になることもあります。

カフェインは覚醒作用があるため、気分やエネルギーの向上に役立ちますが、カフェインが切れてしまうと頭痛、エネルギーや集中力の低下、眠気、うつなどの症状などのカフェインの過剰摂取のような副作用が起こる場合があります。

あなたがどれだけコーヒーを飲めるかどうかを確認する必要があります。
カフェインに対して影響を受けやすい場合は、飲む量を調整してください。

1日のコーヒーの摂取量

多くの健康専門家は、1日に1杯〜2杯飲むことを推奨しています。

健康的な成人のカフェイン摂取量の最大値は、約500ミリグラムです。これはレギュラーコーヒー5杯分になります。

妊娠中である場合は、カフェインの摂取量は1日あたり約200ミリグラム以下です。
しかし、妊娠中の場合は摂取しない方が望ましいです。

コーヒーの副作用と注意点

コーヒーに含まれているカフェインの過剰摂取は下記のような症状を引き起こす場合があります。

・胃の不快感
・不安、パニック
・リラックスができない
・不眠症
・心拍数が上がる
・軽度な頭痛、めまい
・腹痛
・震え
・興奮
・吐き気
・耳鳴り

心臓病を抱えている方は1日5杯以上飲むことは安全ではないと懸念されています。

妊娠中である場合は、コーヒーは2杯以下、カフェインの摂取量は1日あたり約200ミリグラム以下です。

しかしこの摂取量を超えると、流産、早産、低出生体重児のリスクにつながります。
極力妊娠中は飲むのを控えた方が望ましいです。

子供はカフェインの副作用の影響が大人より出てしまうため控えた方が良いです。

カフェインの過剰摂取が下痢につながることがあります。

カフェインは緑内障の目の眼圧を上げてしまうことがあります。
眼圧の上昇は30分以内に始まり、90分は続くため眼科に行く前は飲まない方が良いかもしれません。

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おいしいコーヒーの真実

あなたが飲んでいるコーヒーはどこからきて、どのような物語があるのでしょうか?

生産者、選別、加工した人、焙煎した人、私たちのもとまで運んでくれた人。

私たちの口に入るまでには様々な人が関わっています。

生産者の美味しく飲んで欲しいという思いはコーヒーを更に美味しいものへと変化させます。

しかし生産者が過酷な労働条件のもと働いていたらどう感じますか?

私たちが飲んでいる美味しいコーヒーは生産者の犠牲の上に成り立っているとしたらどう感じますか?

世界市場で石油に次ぐ巨大な国際的貿易産品であるコーヒー。

2016年3月、世界の2大コーヒー会社であるネスレ社とヤコブ・ダウエグバート社はそれぞれ、ブラジルのコーヒー生産現場で起こっている現代奴隷によるコーヒー豆が、自分たちのサプライチェーンに入り込んでいる可能性を否定できないと認めた。

英国ガーディアン紙やロイター通信などが報じている。

生産者は低賃金もしくは賃金も払われず、マットレスも飲み水もない粗末な部屋に住まわされる。

危険な農薬を散布する際にも防護具を与えられず、奴隷のように働く現状が明らかにされている。

2015年9月に国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs )」の目標8.7では、「強制労働、現代奴隷、人身売買を撲滅するための緊急かつ効果的な措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止・撲滅」が設定されている。

【コラム】おいしいコーヒーにも現代奴隷がより引用

コーヒーの生産の現場には奴隷制度がまだまだ残っています。

この現実の中でコーヒー農家の苦悩がわかる映画をご紹介します。

トールサイズのコーヒー1杯330円。

コーヒー農家が手にする金額、約3円。 あなたが飲む1杯のコーヒーから世界のしくみが見えてくる。

コーヒーは世界で最も日常的な飲物。全世界での1日あたりの消費量は約20億杯にもなる。

世界市場において、石油に次ぐ巨大な国際的貿易商品でありながら、コーヒー生産者は困窮し破産せざるを得ない現実。

一体なぜ?? コーヒー産業の実態を暴きながら、貧困に苦しむコーヒー農家の人々を救おうとする一人の男の戦いを追う。

生産者、企業、消費者。コーヒーが飲まれるまでの道のりに、深いドラマがある。

1杯のコーヒーを通して、地球の裏側の人々の生活と世界の現実を、あなたは深く知ることになるだろう。

最後に

コーヒーは健康上の利点が多くあり、世界で最も多く飲まれている飲み物のひとつです。

しかし、私たちが飲んでいる美味しいコーヒーには生産者の犠牲の上に成り立っていることを忘れてはいけません。

コーヒーを選ぶときも価格は少し高くなりますが、公平公正な取引をしているところから購入するなど、少しの意識で生産者が救われるかもしれません。

市場原理主義は、世界の最も安い場所で生産し、世界の最も高く売れるところで販売することです。

世界の貧富の差はますます広がり、物質的にも精神的にも貧しくなるばかりです。

1杯のコーヒーには物語が多くつめこめられています。

あなたが今日飲んだコーヒーについて、どのような思いが込められているか、世界がどのようなしくみで動いているのか考えてみてはどうですか。

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ABOUTこの記事をかいた人

鈴木たか

医食同源に基づき病気は食で治すということをより多くの方と共有したいと思いブログを書いています。「本物の食や健康とは何なのか?」を探求していきます。このブログを見て、病気の改善や健康法に役立てて頂ければ幸いです。 常識という扉の裏側にあるものは何なのか、そこには非常識という新しい扉が待っています。 その扉を開けない限り、私たちは何も変わりません。 気づきのあるブログを運営できるように努めて参ります。