2021年の食・健康・時代のトレンドを予測してみました。
2021年の時代のトレンドと食・健康のトレンドの2つに分けて書いています。
予測が当たる当らないの話ではなく、視野を広げるためにヒントになればと考えています。
Contents
時代のトレンドを読み解く

地の時代から風の時代へ
2020年12月22日に、木星と土星が同じ位置で重なるグレート・コンジャンクションが水瓶座で起きました。
これにより、地の時代から風の時代へとパラダイムシフトが起きました。
お金や物などの物質から目に見えない精神的な世界へと変わります。
地に時代と言うのは、「地」という字から想像できるように、家や物を買うというような所有を象徴しています。
一方、風の時代は風のように流れるというイメージからシェアハウス、シェアオフィスなど共有を象徴しています。
特に目に見えない情報、体験、人脈、心の喜びなどが大切なキーワードになります。
会社も終身雇用で定年まで働くという働き方から、個人へとシフトしていきます。
個の力で社会貢献していくというスタイルに変化していますよね。
物質的な豊かさから、精神的な豊かさへとシフトしていくので、判断する時の基準がお金ではありません。
あなたとどういう世界観を生むだせるか、社会貢献ができるかという基準にシフトしていきます。
いよいよ「地」の時代から「風」の時代が幕開けしました。
お金や物質的のような価値観から、精神的な価値観にシフトしていきます。
風の時代では、目に見えないものを大切にすることがポイントです。
『星の王子さま』の有名な名言を思い出します。
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
— 鈴木たか☯️食と身体を考える (@taokun91) December 22, 2020
辛丑(かのとうし)
2021年の干支は、辛丑(かのと・うし)です。
陰陽五行思想では、「辛」は「金の陰」に分類されます。
「金」とは冷徹、堅固、確実の象徴です。また、「辛」は、ツライ、カライなどの意味です。
辛いことがキーワードになり、痛みが生じたり思い悩んだりする可能性があります。
一方、「丑」は芽が硬い殻を破ろうとしている状態のことで、エネルギーが充満している状況です。
つまり、辛いことがあるかもしれないが、その大きなエネルギーで希望に変えることができますという意味合いになります。
2021年の食・健康のトレンドを読み解く

①ハーブの需要が高まる
コロナウィルスにより、免疫を高めることが大切になりました。
普段の食事にプラスで免疫を高める食品を取り入れている方も多いかもしれません。
ビタミン類や亜鉛などのサプリメントだけではなく、ハーブの人気が高まることが予測されます。
American Botanical Councilが発表したデータ(2014年)によると、米国でのハーブの栄養補助食品の売上高が初めて60億ドルを突破しました。
米国でのハーブ系サプリメントの売り上げの成長率は、1990年代以降、最高レベルを達していてその勢いは止まりそうにありません。特にエキナセアの伸び率が凄まじくなっています。
ハーブティーであれば、手軽に摂取することができますよね。
エキナセア、ニワトコなど免疫を高めるためにハーブティーなどの選択肢も増えていくと考えています。
②発酵食品
発酵食品は腸内環境を良くするため、免疫の強化には欠かせません。
また、幸せホルモンであるセロトニンの約90%が腸内で作られていることも知られています。
今後、発酵食品や飲料などが増加する可能性があります。
コンブチャ、味噌、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品に付加価値をつけて発売されるかもしれません。
ただし、使用されている添加物の中身はよく確認するようにしてください。
③自宅または屋外のフィットネス
ステイホームにより、限られたスペースでのフィットネスが難しくなっています。
ジムでの制限により、自宅でのトレーニングはますます人気が高まっています。
さらに家庭用の運動器具も売り上げが伸びています。
そのため、自宅にいてもできるオンラインでのフィットネスや屋外でのフィットネスが更に注目を浴びるようになる可能性があります。
④メンタルヘルス
社会の不安要素から精神を病む人が増加するため、メンタルヘルスがますます重要になっていきます。
瞑想、ヨガ、祈りなどは不安を軽減する働きがあります。
これらは、精神的なところへアプローチすることができるので、需要が高まると考えています。
⑤CBD入り健康食品
CBD(カンナビジオール)は、今後トレンドになっていくと予想しています。
CBDの効果は不安、炎症、うつ病、その他さまざまな症状に対応しています。
CBDは、オイル、サプリメント、リキッドスチーマー、食品など多くに使用されています。
特にCBDが含まれる健康食品は、さらに伸びていきます。
⑥代替肉の増加
代替肉は、肉の味や見た目を似せた、植物性タンパク質でできている食べ物です。
ベジタリアンとビーガンの人口が増加傾向にあり、代替肉がトレンドになる可能性があるので肉の需要が減るかもしれません。
⑦アダプトゲン
アダプトゲンとは、不安、ストレス、疲労などへの抵抗力を高める働きのある天然のハーブです、
世界中のハーブは数千種類あると言われていますが、アダプトゲンとして認定されたハーブは、20種類あるかないかです。
下記のあげるハーブがアダプトゲンになりますが、これらの需要が高まっていくと予測しています。
・冬虫夏草
・党参
・エゾウコギ
・ホーリーバジル
・高麗人参
・イボツヅラフジ
・アマチャヅル
・甘草
・マカ
・霊芝
・ルージァ・カルタモイデス
・ロディオラ
・朝鮮五味子
・チャーガ
・シラジット
最後に
この記事では、2021年の食・健康・時代のトレンドを予測して書いてみました。
ステイホームが続く限り、家の中をどれだけ充実した空間にできるかというのが、大切になっていきます。
自宅での料理も、加工品を食べるのではなく新鮮な食材を自分で作ることが心身の健康に大きく影響していきます。
自宅の庭で家庭菜園をして、食材を自分で育てるのもいいですよね。
2021年がどうなるかは、終わってみないとわかりませんが、ひとつの指針として見て頂ければ視野が広がるかもしれません。
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