パパイヤはメキシコ南部から西インド諸島を原産とし、16世紀初頭にヨーロッパ人により発見されました。
多くの熱帯地域で栽培されており、日本では沖縄県、宮崎県、鹿児島県で栽培されています。
パパイヤ生産の上位5か国は、インド、ブラジル、インドネシア、ナイジェリア、メキシコになります。
生産量1位のインドが全体の約45%を占めています。
パパイヤは食べたことはあるかもしれませんが、パパイヤの種は食べることはありませんよね。
しかし、パパイヤの種には驚きの効果効能があることを知っていました?
それではパパイヤの種について見ていきましょう。
Contents
パパイヤの種の効果効能10選!
①抗菌作用、抗寄生虫作用
パパイヤの種には、抗菌作用、抗寄生虫作用があるため、腸内の細菌や寄生虫の除去に役立ちます。
②消化器の健康
パパイヤの種には多くの繊維や酵素が含まれているため、消化器系の健康を促します。
繊維は排便をスムーズに促すことができます。
③食中毒の予防
パパイヤの種を大さじ1杯食べることで、腸内の悪い細菌を抑えるため食中毒の予防に役立ちます。
パパイヤには多くの健康上の利点がありますが、パパイヤの種子にはさらに多くの利点があります。
④月経痛を和らげる
パパイヤの種は、月経痛を和らげると考えられています。
⑤肝硬変
パパイヤの種は、肝硬変に対して効果的な治療法だと報告されています。
⑥抗がん作用
パパイヤの種には抗癌作用の可能性があることがいくつかの研究で示されています。
試験管での研究において、パパイヤの種の抽出物が炎症を抑え、癌の発生を防ぐのに役立つことがわかりました。
⑦老化を防ぐ
パパイヤの種には、アミノ酸であるグリシンやロイシンが豊富に含まれているため、老化の影響を抑えることにつながります。
⑧コレステロールを抑える
パパイヤの種には、オレイン酸が豊富に含まれています。
オレイン酸は、悪玉コレステロール(LDL)を抑えることが知られています。
⑨デング熱の対策
パパイヤの種とパパイヤの葉はデング熱の治療に役立つことが知られています。
パパイヤの種をデング熱の代替薬として使用することができます。
⑩コショウの代用
パパイヤの種はコショウの代用として使用できることが知られています。
パパイヤの種を乾燥させて、すり鉢で挽くとコショウの代用として使うことができます。
パパイヤの種の注意点
パパイヤの種は、いくつかの動物研究において生殖能力を低下させることが示されています。
またインドでは何世紀にもわたり、自然の避妊薬としてパパイヤの種を食べています。
あなたが妊娠を計画している場合は、パパイヤの種子を食べないようにしてください。
また、大量に食べることも有害であるため、注意するようにしてください。
パパイヤの種の作り方、食べ方
太陽の下で乾燥させるか、乾燥器を使い乾燥させます。
乾燥したら、細かく砕き、またはフードプロセッサーを使用して粉末にします。
サラダ、スムージー、スープに入れて食べて下さい。
毎日に大さじ1杯食べることから始めて下さい。
最後に
トロピカルフルーツの代名詞、パパイヤ。
アメリカのCSPI(公益科学センター)では、「ファンタスティック・フルーツ」ランキングというものがあります。
そのランキングでは、パパイヤは第5位です。
ランキングの基準はビタミンC、葉酸、カリウム、鉄分、カルシウム、食物繊維、及びカロチノイドの
6つの重要栄養素の一日の摂取量率を合計し数値化するというものです。
順位は下記の通りです。
1位:グアバ
2位:スイカ
3位:グレープフルーツ
4位:キーウィ
5位:パパイヤ
また、インドやマレーシアでは、政府がデング熱対策としてパパイヤの葉が治療に使われていたりします。
パパイヤを見かける事があったら買いですね。
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