忙しい毎日を淡々と過ごしていると、覚えていたことを思い出せなくなることありませんか?
買おうと思っていたモノを、覚えたのにも関わらず買い忘れていたり、鍵をどこに置いたか忘れてしまったりと、年齢を重ねるごとに思い出すことができなくなります。
記憶力や集中力を取り戻したいと思ったら「バコパ」を思い出してください。
きっとあなたの手助けをしてくれるでしょう。
それではバコパ(ステラ)は記憶力や脳の健康を強化するハーブの効果効能と副作用を見ていきましょう。
バコパとは
画像参照:ガーデニングの図鑑
バコパはインド、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカに自生している常緑の多年草です。
原産地は南アフリカとされていて、別名ステラとも呼びます。
バコパは何千年もの間、アーユルヴェーダにおいて脳の健康や記憶の強化などの役割を担っていました。
最近になってからバコパが記憶力、集中力に対して有益な効果があることが確認されました。
それだけではなく、バコパは幸福感をもたらし、うつ病や不安を和らげることがわかっています。
また、バコパはアルツハイマー、認知症を防ぐ鍵になるかもしれないということで注目を浴びています。
バコパの有望な研究結果
アメリカとオーストラリアの研究によるとバコパのサプリメントを3週間摂取した参加者は、より情報処理能力が上がり、記憶も長く保つことができました。
International Brain Research Conferenceで発表された1996年の研究は、バコパが新しい課題を学ぶのに必要な時間を半分にすることができました。
オーストラリアで行われた2001年の研究では、バコパを摂取した参加者は12週間後の認知処理テストでの点数が高いことが示されました。
Journal of Alternative and Complementary Medicineに発表された研究では、毎日300mgのバコパを摂取した高齢者の参加者は、バコパを摂取していない参加者に比べて認知機能が改善していました。
バコパの副作用
バコパの一般的な副作用は、胃の不快感、排便の増加、疲労などが挙げられます。
妊娠中、授乳中の場合は、バコパについての安全性の情報が少ないため摂取は控えた方が望ましいです。
また心拍数の低下、胃や腸の潰瘍の悪化、甲状腺ホルモン分泌促進作用、喘息などの肺の問題などを悪化させる場合がありますので、これらの問題を抱えている方は、医師に相談するようにしてください。
副作用が出た場合は、直ちに使用をやめてください。
最後に
バコパは安価に手に入れることができますが、販売している場所が少ないためネットで購入するのが望ましいかもしれません。
サプリメントやお茶として摂取するのが一般的です。
またバコパの素晴らしい効果効能を実感するためには、最大3カ月くらい時間がかかると言われていますので、気長に待ってみてください。
最近、物忘れが多くなってきたなと感じたら一度、バコパを試してみるといいかもしれませんね。
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