炭酸飲料や清涼飲料水の種類は数多くありますが、あなたが購入する時はどのような基準で選んでいますか?
おそらく、カロリーゼロ、ノンシュガー、砂糖不使用など記載されているものに心を奪われているかもしれません。
これらのダイエット飲料を飲んで実際に痩せることができるのですか?
いいえ。
人工甘味料の摂取は、実際には過食につながるケースがあり、メタボリックシンドロームになる可能性が2倍高いという報告があります。
アメリカのパデュー大学のSusan E. Swithers氏は、カロリーゼロなどと表記されている人工甘味料の摂取を警告する必要があるかもしれないと述べています。
多くの炭酸飲料、清涼飲料水はアスパルテーム 、スクラロース、アセスルファムk、サッカリンを含む人工甘味料が含まれています。
これらの人工甘味料や添加物は多くの健康被害や副作用を引き起こす原因になります。
それではカロリーゼロ飲料、ダイエット飲料の危険性について見ていきましょう。
Contents
カロリーゼロ飲料の10個の危険性
①うつ病のリスク
1日に4本以上のカロリーゼロなどと記載されている飲料を飲むと、うつ病のリスクが30%高くなります。
しかし1日4杯のコーヒーを飲むことは、うつ病リスクが10%低下しました。
カロリーゼロ飲料を飲んだ人は、通常の飲料を飲むよりうつ病のリスクが大きくなります。
②2型糖尿病のリスク
2009年にThe journal Diabetes Careに掲載された研究では、毎日カロリーゼロ飲料を飲むとメタボのリスクが36%高くなり、 2型糖尿病のリスクが67%高くなります。
③脳卒中、心臓病リスク
マイアミ大学とコロンビア大学の研究者らは、10年間2,000人以上の成人を追跡した結果、日常的にカロリーゼロ飲料を飲んでいると脳卒中や心臓発作を起こす可能性が高いことを発見しました。
また、心血管疾患で死亡する可能性も高いことがわかりました。
④喘息、COPDリスク
カロリーゼロの飲料を飲むと喘息や慢性閉塞性肺疾患 (COPD) のリスクが高くなります。
飲む量と比例してリスクが高まります。
オーストラリアの調査では、喘息患者の13.3%、COPD患者の15.6%が毎日2杯以上飲んでいたことがわかりました。
⑤認知症リスク
約3000人の成人の研究において、カロリーゼロ飲料を飲むと認知症の発症が約3倍になることがわかりました。
⑥肥満
人工甘味料は、体内の糖の代謝に影響を与えるため過食につながるケースがあり、メタボになる可能性が2倍高いという報告があります。
⑦ストレス、不安
カロリーゼロ飲料にはカフェインが含まれているものもあります。
多量のカフェイン摂取はストレスや不安を高めます。
カフェインは中毒性があり、ストレスや不安の原因になるストレスホルモンを高めます。
⑧暴力的になる
ボストン市内の公立学校の1,788人の学生グループを調査したところ、カロリーゼロ飲料を飲む人ほど暴力的になる傾向があることがわかりました。
特に10代に影響がでることがわかっています。
⑨アスパルテーム病
この言葉は公式な用語ではありませんが、HJ Robertsという医師によって造られました。
彼は2001年に著書「アスパルテーム病 」を発表しています。
HJ Roberts氏は、アスパルテーム病の症状には下記の病気が含まれていると主張しています。
・頭痛
・痙攣
・うつ病
・高血圧
・関節炎
・アルツハイマー病
・脳腫瘍
⑩その他の病気
また下記の症状は、アスパルテームによりアメリカ食品医薬品局(FDA)に寄せられた症例の一部です。
・腹痛
・喘息
・むくみ
・呼吸困難
・目、喉の問題
・慢性疲労
・下痢
・めまい
・脱毛
・難聴
・動悸
・じんましん
・集中力欠如
・不眠症
・人格の変化
・記憶障害
・アレルギー
・多発性硬化症(MS)
・てんかん
・パニック障害
・化学物質過敏症
健康的な飲物を飲もう
これらのカロリーゼロ飲料は、健康を害してしまうため下記のような健康を促進する飲物を選んで飲むことが望ましいです。
健康に良い飲物一覧
https://naturaltaomedical.com/category/health-drinks/
また、人工甘味料を砂糖の代わりにしている場合も、危険性があるため、はちみつ、ココナッツシュガー、ステビア、ヤーコンシロップ、メープルシロップなど天然な甘味料を使用するのが望ましいです。
最後に
カロリーゼロやダイエット飲料の成分表示を見ると、代表的なアスパルテーム以外にも異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)、コーンシロップなどが記載されていることがあります。
これらは、遺伝子組み換えトウモロコシを使用している場合がありますので注意が必要です。
カロリーゼロだからと言って、ダイエットができるわけではありません。
その逆で体重増加の原因を招き、多くの健康を損なう可能性や副作用があります。
カロリーゼロ飲料ではなく健康的な飲物を飲む選択肢を考えて下さい。
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