人を信用できない理由というのは、人それぞれですがひとつの事例としてシェアしたいと思います。
人を信用できない。その根本的なところはどこからきているか。
それは、両親との関係性が大きいです。
例えば、親から愛情を与えてもらえなかった。
こんなに頑張ったのに褒めてもらえなかった。
親から拒絶されていると思っている。
大事な相談をしたいのに、相談に乗ってくれなかった。
暴言を吐かれる、暴力をうける。
このようなことを親から受けると、親っていったい何なのと思います。
そこから、親は信用できない。というものがあなたの心の中に入ってしまいます。
すると、親以外の人と接するときに、本当に人を信用してもいいのかと思います。
そのような思考でいると、信用ができない事象が発生してしまいます。
これが、引き寄せですね。
すると、人ってやっぱり信用ができないと思うのです。
その根本は、恐れや拒絶されるということから来ていることが多いかもしれません。
愛情を与えてもらっていないとか褒めてもらえなかった。
このような感情の蓄積があなたの漠然とした不安やさみしさに繋がっていることもあるわけです。
人を信用できていない方は、実は自分を信用していないことが多い傾向です。
では、人を信用するためにはどうしたらよいのか。
それは、相手を褒めること、愛情を与える、与えることをするということです。
褒められたいならまず相手を褒める。愛されたいなら相手を愛する、与えられたいならまずは与える。
お釈迦さまはお布施を頂くために、弟子たちにこう言いました。
『金持ちの家ではなく、貧しい人たちの家を回ってお布施を頂きなさい』
これは、貧しい人というのは、出すことを知らないから。出すことを知らないから入ってこない。
つまり、お金を出さないからいつまでも貧しいということです。
だから、お釈迦さまはお布施を出すことによって、貧しい人を救おうとしたという話しです。
人を信用する。急にはできないかもしれません。
人を褒めたり愛情を与えたりすることで、あなたが褒められ愛情を与えられるようになります。
すると、漠然とした不安やさみしさは消え、自分を信用することができるようになります。
自分を信用できるようになれば、人も信用できるようになります。
少しの行動でいいので、少しずつ行動することで反転が起きるようになります。
セッションをしていると、人を信用することができないという方は多い印象です。
人を信用して接することで、また一歩新しい世界が拓かれていきます。
新しいあなたに出会うために、最初の一歩を踏み出してください。
コメントを残す