日本で一番広い村、奈良県十津川村。
ここに神様に呼ばれないと辿り着けないと言われる神社があります。
そこは大峰山系の霊山の一つである玉置山の山頂にある玉置神社です。
皇族の悪魔祓いが行われることでも有名で、悪魔退散としても知られる神社です。
はじめて玉置神社に行ったのは、十数年前。
山頂まで車を走らせると、どんどん雪が積もっている。
心の中は、これはまずいぞ。という感じです。
慎重に車を走らせていましたが、目的地の3キロ手前でスリップで車を走らせることができません。
これが、呼ばれないと辿り着けないという洗礼なのかと思いつつ、そこから車を降り雪山を徒歩で行きました。それがはじめて行った時の思い出です。
今では全国的にだいぶ知られていますが、当時は参拝客はほとんどいなかったです。
玉置神社には、悪魔祓いの御守が売られています。
当時、御守りを購入しましたがその時にもうひとつ、護符を入れる小さな神棚のようなものを購入しました。
そして、先日玉置神社に行った際に、神棚のようなやつはまだ販売しているのですか?と宮司さんに尋ねましたらもう10年前にすべて完売してしまっているとのこと。
これを持っている人は相当レアですよ。と言われました。
ありがたいなと思いつつ、熊野本宮に寄り帰宅しました。
さて、魔が差すという言葉があります。
魔というのは、人の弱い部分に入り込んできます。
家系の課題を紐解くセッションをしていると、
あー。この方はここで魔に入られてしまったな。と思うことがあります。
一旦、魔に入られてしまうと、リカバリするのにかなりのエネルギーが必要になります。
魔というものは近づいてくるときは、善い顔をしているものです。
そう。詐欺師のように。手を変え品を変え。
だからこそ、先人たちは煩悩を断つ努力をされていたのだと思います。
魔に入られないために、気をつけることは生き方・在り方をしっかりと定めるということです。
コメントを残す