ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)を知れば、ニュースの裏側や隠された意図がわかるようになります。
メディアの情報を鵜呑みにすると、意図せず誤った方向に誘導されてしまいます。
そして、自ら考える力を放棄することにつながります。
そうならないためには、ショック・ドクトリンを知る必要があります。
歴史というものは虹のようなものである
「歴史というものは虹のようなものである」と言語学者のオーウェン・バーフィールドは述べています。
この言葉は、私の記憶に刻み込まれ消えない一節になっています。
虹は近いづいて見ようとしても見れません。
遠く離れたところから見ることで、初めて虹だと認識できます。
例えば人生が左から右へと美しいアーチを創る虹だとしたら、今この瞬間は虹だとは気づきません。
数年、数十年経って初めて、あなたが人生で創った虹(生きた証)だとわかります。
メディアから流れてくる歴史的なニュースも、点で見ていたら虹だと気づきません。
その点を、つなぎ合わせる事によって虹(歴史)が創られていたことに気づかされる訳です。
かつての大戦では、日本は間違った方向に進んでしまったと言われます。
しかし、その虹の中にいたら、盲目になってしまうのです。
数十年経ってから、その当時どのような虹になっていたのか、過ちに気づかされるのです。
さて現代はどうでしょうか?今この瞬間、つまり私たちは虹の真ん中にいます。
当然、七色に輝く色は見えません。
虹を見るためには、今いる位置から遠くに離れなければ見れません。
今虹が見えている人は、かなり少数であり私の感覚では500人に1人いるかいないかです。
ほとんど虹が見えない人々というのは簡単にコントロールできます。
当時、戦争に向かうようにマインドコントロールされた人々より、ネット環境が整っている現代の大衆の方が、マインドコントロールするのは、はるかに簡単です。
おそらく誰もがマインドコントロールされる訳がないと思っていると思います。
しかし、そう言いながら、虹が見えていない人の方が圧倒的に多いはずです。
今見えているのは、スマホに映し出される、モンスターかもしれません。
ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)とは
国民に知られたらまずい法案や政府がピンチになるような場面や選挙の時に、意図的に大きなニュースが流れることがあります。
つまり、芸能人のスキャンダルや大きなニュースを代わりに流すことで、注意をそらすことができるわけです。
芸能人の大麻、覚せい剤での逮捕や、どこかの国のミサイルなどがわかりやすいかもしれません。
それがショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)という手法です。
芸能人のスキャンダルや大きなニュースが報道されている裏は、国民が知
られたくないような、出来事が進行しているケースが多いです。
このような手法を、ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)
と呼びます。
ショック・ドクトリンは国民を煙に巻くのに最適なやり方です。
— 鈴木たか☯️食と身体を考える
(@taokun91) June 24,
2019
これはどの国の政府も行う手口なので、日本だけではありません。
一面を飾る大きなニュースが流れていた場合は、裏で何か起きているかもしれないと、思考しなければいけません。
それは自分や大切な人を守るためでもあります。
そうです。
虹を見る為には、物事を俯瞰して見る必要があります。
そして、関係なさそうなニュースも、点で繋げていくと線になっていきます。
その線をまた、つなぎ合わせていくと面になり、そして大きな絵(全体像)になっていきます。
絵がわかってくると、その次に何を描きたいのかが、わかってくるようになります。
そうすると、数年先の未来までも、ある程度見通せるようになります。
歴史という虹を見るために
メディアから流れてくるニュースを判断する時に、自分の経験、価値観などを判断基準にしてしまうと、余計見えなくなります。
日本人は、事実や裏付けがあるのにも関わらず、自分の情緒や感覚を優先させる傾向があります。
常識と言われているものを疑う。鵜呑みにせず、疑問に思ったら調べる。
自分の経験、知識など全て一旦捨てて、思考してください。
常に言い続けていますが、自分自身の頭で考えないと、自身の命さえ守れなくなります。
虹を見るために、何をすべきか。
虹の中から抜け出し、離れた場所で虹を見るか見ないかは、あなたの行動次第です。
「歴史というものは虹のようなものである」
これからも私の記憶の中に刻み込まれ消えない一節になるでしょう。
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