不安とは心を悩ます対象が、漠然としている状況です。
例えば将来への不安、結婚できるか不安、転職できるか不安など数えきれません。
しかし不安を持ち続けることは、あなたの精神だけではなく、身体も何らかの反応を起こすようになります。
しかし、あなたが抱えている不安は、まだ起こっていない未来に対しての不安です。
気持ちを切り替えたらどうにかなるというものでもなく、実は脳内の神経伝達物質の分泌があなたの不安度に影響してきます。
つまり脳内の神経伝達物質の分泌を促進することができれば、不安も多少は軽減できることを示しています。
それでは、どうしたら良いのか。
それは、神経伝達物質を促進する食品を意識して摂るようにすればいいだけです。
それでは不安を和らげる5つの食べ物を見ていきましょう。
Contents
不安を和らげるための5つの食べ物
①ビタミンBが豊富な食品
ビタミンBが豊富な食品は、脳内のセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の分泌を促進させます。
セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3種類が三大神経伝達物質と呼ばれています。
神経伝達物質の中でもセロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
またドーパミンは、幸福感、やる気を高め、精神を安定させる役割を持っています。
これらの神経伝達物質が十分でない場合、不安や心配に陥る場合があります。またうつ病の原因にもなります。
しかし、ビタミンBが含まれている食品を摂ることで、気分や精神状態を良くする神経伝達物質の分泌の量を増やすことができます。
ビタミンBが豊富な食品は以下の通りです。
・鶏肉
・魚介類
・乳製品
・シリアル
・アボガド
・アーモンド
②発酵食品を摂る
腸は第二の脳と知られており、セロトニンの約90%が腸内で作られて脳に運ばれます。
つまり腸の健康は、あなたの幸福感に関連し、腸内環境を整えることで不安を軽減することができます。
腸の健康を促進するためには、発酵食品を摂ることが最も効果的です。
納豆、ヨーグルト、ピクルス、ケフィア、キムチなどの発酵食品を摂るようにしましょう。
③オメガ3脂肪酸を含む魚
オメガ3脂肪酸が多く含まれている魚は、サーモン、マグロ、マスなどがあります。
オメガ3脂肪酸は脳の健康を促進し、不安を和らげるのに役立ちます。
脂肪酸は抗炎症作用があるため脳細胞の保護にも役立ちます。
またサーモンはビタミンBとビタミンDを含んでいる為、神経伝達物質の分泌を促し、不安を和らげる働きがあります。
④マグネシウムを含む食品
マグネシウムは医学研究者の間では、「忘れられたミネラル」と呼ばれてきました。
マグネシウム不足は、ほぼすべての病気の原因になりますが、現代人の多くはマグネシウムが不足している状態です。
当然マグネシウムが不足していると、不安やうつ病の原因につながります。
マグネシウムを含む食品は以下の通りです。
・サバ
・玄米
・アーモンド
・ホウレンソウ
・カシューナッツ
・かぼちゃの種
・ダークチョコレート
⑤亜鉛が多い食品
亜鉛は神経伝達物質を作るのに必要不可欠な栄養素です。
亜鉛が不足すると、不安やうつ病を引き起こす可能性があります。
亜鉛の多く含まれている食品を摂るように意識しましょう。
亜鉛が含まれている食品は以下になります。
・カキ
・牛肉
・卵
・レバー
・アサリ
・カシューナッツ
最後に
不安を和らげるための神経伝達物質を高める5つの食べ物を見てきました。
今回の記事では、不安を和らげる食べ物を紹介しましたが、下記は行動にフォーカスした記事なりますので参考にしてください。
確かに不安は、イヤなものですが長期的に見たら人生の良いスパイスになってることに、後々気づくはずです。
不安と上手く付き合い、不安を感じたら5つの食べ物を意識して食べてみるようにしてくださいね。
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