11月は出雲では神在月になります。
八百万の神様が一斉に出雲に集う月になります。
出雲大社の西の稲佐の浜で神迎祭が11月10日19時から斎行されます。
この神迎祭に行こうと急遽、出雲に向かう車内で決まりました。
朝に大阪に集合して、まず向かったのは、鳥取の白兎神社です。
因幡の白うさぎで有名な神社ですね。
その後に鳥取砂丘に行き、仏師の山本竜門先生の仏像を見に倉吉白壁土蔵群に向かいました。
意外にも時間が経ってしまい、いざ稲佐の浜に向かいます。
そして、いよいよ19時の時刻が迫ってきます。
人が多いため、身動きがなかなかとれません。
少し、波打ち際までくるとようやく、神事をしている様子が見えてきました。
波打ちとは言っても波はこちらまできません。
ここなら、落ち着いて見られるなと思い神事を行うところを眺めていました。
そして、、
19時になり太鼓が鳴りました。
その瞬間、波が一気に押し寄せてきました。
キャーという悲鳴が上がるほど波が立ったのです。
えっ。先ほどまで波すら来なかったのに、いきなりです。
そのため、靴がびしょ濡れになりました。
八百万の神々達が一斉に動き出した感覚です。
これは、すごい。
例年、太鼓の音と共に波がザザーと立つようですが、今年は勢いが強いようです。
そのため、波が来ないところまで避難です。
しばらく、祝詞を聞いていました。
この時に、神様の存在というものをはじめて感じました。
昨年は、2回出雲大社に行っています。
年々、神在祭の神様のエネルギーが強くなっています。
なぜ、神様のエネルギーが年々強くなっているのでしょうか。
それは、世の中がどんどんひどくなっているからなのではないかと仮説を立てています。
神様は、人々の幸せを願っている存在だとすれば、世の中が悪くなればなるほど、人は幸せから遠ざかります。
だからこそ、神様はこの世界をはじめ人々によくなってもらいたいと願いエネルギーが強くなっているように感じています。
神様の想いを受け止め、この世界をよくしていこうと思い行動することで、神様はあなたの味方になってくれるのではないでしょうか。
そんな生き方在り方をしていくと改めて決意させて頂いた神在祭でした。
神恩感謝
コメントを残す