真逆の性質が結婚すると家系に偏りが生じる

例えば、親があなたに対して過干渉で愛情をたくさんかけて育てられたとしましょう。

それがうざいなと感じた場合、あなたは過干渉な親にはならないと思い、子供に対してはある程度距離を保ち接するようになります。

しかし、子供の立場からみるともっと関心をもってほしいとか愛情が欲しいと思ってしまうことがあります。(全てではありませんが)

この場合、親も子供も愛情や関心のバランスのとり方がよくわからないということになるわけです。

例えばこんなケースがありました。

あなたに対して父親は無関心で愛情をあまり与えてくれない。一方、母親は過干渉で愛情をたくさん与えてくれる。

このような両親のもとで育つと、両極端を見てしまっているため、人間関係の距離感がよくわからないまま育ってしまいます。

すると、大人になり人への接し方がよくわからなくなるため、人間関係に苦戦してしまいます。

両極端を見ているため、どちらにした方がよいかと言うバランスを失ってしまうわけです。

同時に、どこまで自分のことを人に開示していいかわからないなどのコミュニケーションの問題が発生します。

すると、人に頼ることができないとか、甘えることができないとか。そのような弊害が出てきます。

このようなことが原因で、人に対して何らかブロックが形成されていきます。

そのブロックが、あなたを長年苦しめるのです。

人間関係のブロックの原因は様々ありますが、家系の課題を紐解いていくとその原因がよくわかっていきます。

家系はシステムで動いているため、感情のバランスを取ります。

そのバランスが崩れるから、病気、お金、何かしらのトラブルが発生するわけです。

今回のタイトル名を、『真逆の性質が結婚すると家系に偏りが生じる』と付けましたが、真逆の性質が結婚することで偏りを解消させていくという課題が生じるということです。

このような家系のバランスのとり方があるということですね。

そこから、何を学ぶか。そして、家系の課題に気づけるか。

家系の課題に気づき、課題を実践するとエネルギーの循環が起こり一気に道が拓けていくのです。

そのため、セッションした翌日に、症状が消えていることもあるわけです。