レモングラスはタイをはじめとする東南アジア料理によく使用されます。
世界3大スープの1つ言われているトムヤムクンの香りづけに使用されるのがレモングラスです。
レモングラスは文字通り、レモンのような香りがあり、スープ、カレーなどに使用されます。
また、香料としても使用されます。
その他にはレモングラスの香りは虫が嫌がるニオイをしているため、虫よけスプレーに用いられます。
レモングラスは痛みの緩和、睡眠の促進、免疫を強化する民間療法として使用されてきました。
このレモングラスの恩恵を受けるための最も一般的な方法はお茶として飲むことです。
それではレモングラスティーの11個の効果効能を見ていきましょう。
Contents
レモングラスティーの効果効能11選!
①デトックス作用
レモングラスティーを飲むことは体内の老廃物や毒素を排出し、腎臓や肝臓の健康促進に役立ちます。
②コレステロールを下げる
Journal of Advanced Pharmaceutical Technology & Researchに掲載された研究では、レモングラス精油の抽出物がマウスのコレステロールを低下させることが示されました。
レモングラスティーは、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増加させる可能性があります。
しかしレモングラスティーがレモングラスの精油と同じ効果を持つかどうかは、更なる研究が必要だと述べています。
③抗酸化作用
Journal of Agriculture and Food Chemistryに掲載された研究によると、レモングラスにはクロロゲン酸、イソオリジンなどの抗酸化物質が含まれています。
高い抗酸化作用は体内のフリーラジカルと戦い、病気の予防に役立ちます。
④抗菌、抗真菌作用
レモングラスティーを定期的に飲むと感染症や病気の予防に役立ちます。
カンジダ、白癬、尿路感染症などの予防に役立ちます。
⑤熱を下げる
レモングラスには熱を下げる効果があります。
⑥風邪やインフルエンザの症状緩和
レモングラスティーは、風邪、インフルエンザ、呼吸器系疾患の緩和に役立ちます。
⑦消化の促進
レモングラスティーは胃のむかつきや痙攣を含めた消化器系の問題を解決します。
National Institutes of Healthが2012年に発表した研究によれば、レモングラスは胃潰瘍に対して有効である可能性があると言います。
⑧炎症を抑える
炎症は多くの病気を関連しています。炎症は痛みを悪化させる可能性があります。
レモングラスティーは、炎症や炎症に伴う痛みの緩和に役立ちます。
Memorial Sloan Kettering Cancer Centerによると、レモングラスに含まれているシトラールとゲラニアールが抗炎症作用に関連していると考えています。
⑨不眠症の緩和
レモングラスには鎮静作用があるため、リラックスを促し睡眠を手助けします。
また神経系の問題にも役立つため、不安障害、パーキンソン病、アルツハイマーなども対策します。
⑩2型糖尿病の予防
レモングラスティーに含まれているシトラールという成分が血糖値の調節に役立ちます。
⑪がんの予防
レモングラスは多くの研究で、がんの細胞の成長を抑え、癌細胞の自然死を引き起こします。
レモングラスの栄養成分
・ビタミンC
・マグネシウム
・カルシウム
・カリウム
・葉酸
・亜鉛
・鉄
・リン
レモングラスティーの注意点と副作用
レモングラスティーの1日の推奨量は十分に研究されていないため、副作用を避けるため1日1~2杯程度にとどめてください。
副作用が出た場合は直ちに飲むのをやめて、医師に相談してください。
副作用はめまい、排尿増加、疲れなどが挙げられます。
子宮を収縮させる作用があるため、妊娠している方は控えて下さい。
最後に
レモングラスティーはその名の通り、レモンを思わせる爽やかな香りのする飲物です。
またリフレッシュに最適なハーブティーです。
レモングラスティーは、カルディなどの輸入食材店からネットでも手軽に購入できます。
また、現地に行かないと手に入りませんが、バンコクのマンダリンオリエンタルで販売しているレモングラスティーは有名ですのでおみやげとしても最適です。
多くの効果効能がありますので、あなたの健康上の問題を解決するために試してみてはどうですか?
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