家族と先祖のつながりから生きやすさを導く日本一の専門家の鈴木たかです。
全体を見るということは、家系の物語を読むということ。
このような質問がくることがあります。
「 普段、全体を見渡すために意識していることや考え方はありますか? 」
家系の脚本に気づくために、日々いちばん大切にしているのは、目の前で起きている出来事を個人の問題だけで終わらせないという視点です。
私たちはつい、
・自分が悪い
・あの人がおかしい
・努力が足りない
と、出来事を個人の性格や能力だけで判断してしまいがちです。
しかし、人生で繰り返される悩み、感情の癖、人間関係のパターン、病気や不調、不登校や生きづらさの多くは、実は家系の中で代々受け継がれてきた脚本の影響を受けていることがあります。
だから私は、出来事を点で見るのではなく、世代を超えて続いてきた流れとして見るように意識しています。
たとえば、
なぜこの人は同じようなパートナーシップの悩みを抱えるのか。
なぜ親子で同じ病気や不安を繰り返すのか。
なぜ理由のわからない罪悪感や生きづらさを感じ続けるのか。
それらは、その人だけの問題ではなく、家系全体に流れている未完了の感情や、解消されなかったテーマが形を変えて現れている場合があります。
私がいつも自分に問いかけているのは、
「この出来事は、誰のどんな想いを映し出しているのだろう?」
「この感情は、私だけのものだろうか?」
という視点です。
そうして全体を見ようとすると、誰かを責める気持ちが自然と和らいでいきます。
「悪い人」を探すのではなく、「理解すべき物語」が見えてくるからです。
全体を見るというのは、上から見下ろす冷たい視点ではなく、命のつながりの中に自分を戻していく作業のように感じています。
「これは私だけの問題じゃない」
「この苦しさには、もっと深い背景がある」
そう気づけたとき、人ははじめて、自分を責める人生から少しずつ降りていくことができます。
家系の脚本を紐解くとは、過去に縛られることではありません。
むしろ、無意識に繰り返してきた流れに気づき、ここで終わらせ、ここから新しい流れを選び直すことです。
全体を見るという視点は、人生をあきらめるためのものではなく、未来を自由に選びなおすための、大切な目なのだと私は思っています。
客観的視点の獲得が家系のとって何よりも重要なことです。
しかし、多くの人は何を客観的に見たらよいかがわかりません。
それは、家系に流れている脚本がわからないから、客観的見ることができないのです。
もし今、
「どうして私だけが…」
「なぜこの問題が終わらないのだろう…」
そんな想いを、心のどこかで抱えているのなら、それはあなたのせいではないかもしれません。
あなたが抱えてきたその重さには、家系の中でずっと語られずに残されてきた物語が関係している可能性があります。
このセッションでは、あなたの人生だけを見るのではなく、家系というもっと大きな流れの中から、今の現実を静かに読み解いていきます。
人生では味わったことのない本当の客観的視点の獲得ができる時間になります。
全体を客観的に見ることで、あなたの家系の物語を読むことができるようになるのです。
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