家族と先祖のつながりから生きやすさを導く日本一の専門家の鈴木たかです。
この記事は、世代間連鎖によって無意識に受け継がれるものには、どのようなものがあるのかを解説していきます。
人は、生まれた瞬間から家族という物語の中に存在しています。
名前や血だけでなく、見えない感情や想い、語られなかった記憶までも引き継いでいくのが、私たちの人生です。
「世代間連鎖」という考え方があります。
これは、家族内で未解決の感情やトラウマ、価値観、行動パターンなどが、親から子へ、さらに孫へと無意識のうちに引き継がれていくというものです。
たとえば、親が幼少期に受けた心の傷や、表現されなかった怒り、罪悪感、抑圧された感情。
こうしたものが言葉ではなく、雰囲気や態度、沈黙によって子どもに伝わることがあります。
すると子は、自分でも理由がわからないまま、生きづらさや不安を抱えてしまうことがあるのです。
そして、大人に成長した時に、なぜかうまくいかない、いつも同じことでつまずくなどの現象が起こり葛藤を抱えます。
人生の違和感の裏には、前の世代からの未消化な感情が原因であることも少なくありません。
また、過去の世代で果たされなかった「役割」や「期待」を、無意識に引き受けようとする場合もあります。
それはまるで「誰かの悲しみを、自分が終わらせなければならない」というような感覚です。
その役割を無意識に演じてしまうこともあるわけです。
しかしそれは、本来の自分の人生ではないかもしれません。
私たちが自分の内面に気づき、どこから来た感情なのかを丁寧に見つめることで、代々続いてきた無意識の脚本を書き換えていくことができます。
自分を癒すことは、過去を癒し、未来の第一歩でもあります。
そのプロセスこそが、家族の歴史に新しい光を差し込む第一歩になるのです。
私たちは、人と時代を変えて家系全体で創り上げた脚本通り同じことを繰り返しています。
しかし、同じことをしていると思わない訳です。
それは、個からの視点で見ているためです。
家系という全体の中の個の視点から見ると同じことしか繰り返されていません。
家系の脚本がわかれば、目の前に起きている問題が紐解かれていくと同時にあなたの心も解きほぐされていきます。
何が繰り返されているかがわかれば、起きる問題も事前に回避することも可能です。
あなたの人生をよりよくするために、ピンと来た方はお申込みください。
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