タピオカが流行すると株価が暴落するのではないかという話しは聞いたことありますか?
過去2回のタピオカブームで、経済危機が起きました。
それは日本のバブルが崩壊し、リーマンショックが起き、株価が暴落する経済危機に陥りました。
今回のタピオカブームにより何か起きるのでしょうか?
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タピオカブームが来ると株価が暴落する?
タピオカがブームになると株価が暴落する?まさか、そんなこと。
株式などの投資をしていると、合理的に説明できない事象がしばしば起きます。
そしてある理論や法則から説明できない事象のことをアノマリーと言います。
例えば、米国の株式市場で有名な格言である、SELL IN MAY(セルインメイ)。
5月には株を売れという意味になりますが、5月は米国の経済指標も弱くなるため、株価が下がりやすいと言われています。
このようなアノマリーにより市場の動きが変わります。
そしてタピオカがブームになると、株価が暴落するというアノマリーが巷では言われるようになりました。
日本では過去タピオカブームが2回到来しており、2019年は「第3次タピオカブーム」と呼ばれています。
東京や大阪の若者が集まる人気エリアでは、タピオカを提供する店舗数が増加しており、理想的な成長曲線を描いています。
人気店では行列に数時間待ち、「タピる」や「タピ活」などの新しい言葉も生まれています。
それではタピオカがブームになった年に何が起きたのかを見てみましょう。
タピオカブームと株価暴落
第1次タピオカブームとバブル崩壊
平成バブル崩壊は、1991年(平成3年)3月から1993年(平成5年)10月まで景気後退期のことを指します。
そして第1次タピオカブームが到来したのが、1992年(平成4年)になります。
第1次ブームでは、ココナッツミルクの中に白いタピオカを入れ、スプーンで食べるような商品でした。
第2次タピオカブームとリーマンショック
2008年9月、世界を震撼させたリーマンショックが起こりました。
同年、第2次タピオカブームが到来し、本場台湾からタピオカティーのブランドが上陸しました。
コンビニなどでも販売され、手軽に飲める飲料のひとつになりました。
偶然かもしれませんが、このようにタピオカがブームになると株価が暴落し経済が弱くなることが、2つの事象により不況のシグナルではないのかと噂されています。
第3次タピオカブームと崩壊トリガーをひくのは
世界で次の経済崩壊のトリガーを引く国は一体どこなのでしょうか?
米国市場で長い間、リスクが懸念されているレバレッジド・ローンやCLOでしょうか?
それともドイツ銀行の破綻でしょうか?
それは一部の人間にしかわかりません。
しかし、はっきり言えることは次の経済災害は、今までで一番破壊力があり、多くの人を地獄に導いてしまう恐れがあることです。
タピオカブームが起きると、株価が暴落するというのは、あくまでアノマリーに過ぎません。
今回の第3次ブームでは何も起こらないと信じたいところです。
このようにタピオカから経済を見ていくと、タピオカの行列に並んでいる時も思考を鍛える良い練習になります。
ただの、いち顧客ではなく原価、家賃、経費はいくらなのかと考えることで、経営者の目線で物事を見るクセがつきます。
追記:しかし、今回のコロナショックにより世界全体の経済が、非常にまずい状況になってしまいました。
最後に
画像参照:Newsweek
例えばハイパーインフレが起きるとどうなるか想像できますか?
それは実際に経済危機が起きているベネズエラを見たらわかります。
ベネズエラ国民の体重は1年間で、11キロ減少し、貧困率は90%にのぼります。
スーパーマーケットの棚から商品は消え、生きるために犯罪もまかり通ってしまいます。
今日の食料すら確保できず、普通の人が犯罪者になってしまう世界になります。
仲の良かった隣人さえ、注意を払わないといけません。
そんなのは、日本ではありえない?
そんな能天気なことを言っていたら、経済サバイバルでは生きていけません。
今、ベネズエラで起きていることから何を学ぶのかです。
日本も残された時間は、そう多くはありません。
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