セッションを受けに来られたAさん。
Aさんは、嫁姑問題に悩まされていました。
また、Aさんの母親も嫁姑問題に悩まされていました。
しかし、それだけでなく、Aさんの旦那さんの母親も同じく嫁姑問題に悩まされていました。
なんと、この家系は嫁姑問題が連鎖していたのです。
さて、なぜ嫁姑問題が起きるのでしょうか。
物事には原因があるから結果があります。
Aさんの姑の性格は、人にせいにしたり、人の意見を聞かなかったり、支配したがる方でした。
Aさんは、姑の性格のようにはならないと意識をしていました。
しかし、Aさんは無意識に姑と同じように振舞っていることに気づいていないのです。
つまり、Aさんと姑は鏡になっておりお互いの嫌な部分を投影していたわけです。
Aさんも姑と同じような性格を持ち合わせているのです。
そのため、お互いイヤな部分を見せられていたわけです。
だからこそ、余計に嫌いになりますし、姑はAさんにいじわるをしてしまうわけです。
この家系の傾向として、人にせいにしたり、人の意見を聞かなかったり、支配したがるというのが強く出ているのです。
そのため、嫁姑問題という形でこの家系の課題に向き合う必要があるのです。
つまり、嫁姑問題というのが必要な家系だったわけです。
Aさんには、高校生の娘がいますが、娘が将来結婚した場合、同じように嫁姑問題が起きる可能性が極めて高いのです。
人にせいにしたり、人の意見を聞かなかったり、支配したがるという無意識の取っている行動に気づき、この反対の行動を取ることでこの家系は反転が起きます。
嫁姑問題が起きる原因は、各家族、家系によって異なりますが、ひとつの事例として見て頂けたら幸いです。
嫁姑問題というのも、家系の課題を解消するために起きたひとつの事象というわけですね。
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